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海棠弁護士の事件記録 消えた絵画と死者の声 角川文庫
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海棠弁護士の事件記録 消えた絵画と死者の声 角川文庫

雨宮周(著者)

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海棠弁護士の事件記録 消えた絵画と死者の声 角川文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2020/03/24
JAN 9784041091876

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商品レビュー

3.2

6件のお客様レビュー

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2022/09/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

死者の占有が間違っているので、物語全体に矛盾があり残念(これが間違ってるのでストーリー全体に矛盾が出てる)。 キャラ小説としては楽しめたので、まあよし。 キャラ小説としてなら★4は出せるが、ストーリーを台無しにするレベルで矛盾が大きすぎたので★2に。 何が矛盾かを解説。 ネタバレ有りです。 以下に書くことはロースクールにいて成績優秀者ならまず間違えない。ので、作中に出ている女性がメッセージに使うことはありえない。 作者は路上で殺された人間の時計を奪取した判例を出し死者の占有と窃盗の話の分水嶺を示しているが、これは外出中に殺された話であって、たとえ死者が生前に所有または占有している物のうち、何らかの管理に服するものに対しては、占有者死亡後にはその管理権者の占有に服することになる。 例えば【カップルが旅館内に置いていったもの】や【所有者が自己所有の家屋内に保管していた絵画】に対しては所有者(占有者)が死亡後には管理者の占有が及ぶことになります。 前者なら旅館であり、後者なら相続人の占有が及ぶ。と解するのがごく自然で一般人の感覚から言っても「当たり前」ですよね? 今回の物語では黒猫の絵になりますが、これはおじいさん死亡時から「相続人が所有者となります。そして、家屋という相続人の間接占有が及ぶ領域内にあることから相続人の占有が及ぶこととなります」。 これは誰が考えても当たり前だよね? これは作者が作中に占有概念の説明で述べている通りです。 自分で説明しているのに、なぜ間違うのか…。 と、以上に示したように、この話の骨の部分が誤っているので、ミステリーとしてはまったく成立していません。笑っちゃうほどに…。  この話は最初から最後まで窃盗罪で、殺したから窃盗になったのではありません。故にダイイング・メッセージは成立しません。  主人公が馬鹿な弁護士なのでヒロインに間違った知識を与え、それ故に謎が見抜けたというストーリーラインになり失笑ものです。もっとも、この場合も「優秀なロー生」は絶対に間違えないので、ダイイング・メッセージは病気で錯乱していた等が原因なのかも?ということになるのかもしれません。やはり失笑ものです。 あと、散歩猫のところも間違ってる可能性があります(説明不足という方が正しいかもです)  あと、遺贈が雑。絵の引き渡しも雑。  以上のことから、この物語は法律上の問題ありすぎて失笑しかないのです(が、キャラ小説にに正しさなど不要でしょうと考えれば十分に楽しめますよ)。

Posted by ブクログ

2020/09/14

法律を勉強したことがあるならお馴染みの「カフェー丸玉事件」の説明をキャラ小説で目にするとは!懐かしい!作品の軸となる事件以外に通常業務でこなす細々した案件も興味深く楽しめた。シリーズ続くといいな…。

Posted by ブクログ

2020/08/01

著者初読み。 もうちょっと人物が細かく描かれていればとか思うところは幾つかあるけど、思いのほか(失礼!)楽しめました。 本当に何も知らず「なんとなく」手に取りましたが、もしかしたらお気に入りの作家さんになるかもという期待感も。

Posted by ブクログ

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