1,800円以上の注文で送料無料

外国人にささる日本史12のツボ 世界96カ国をまわった元外交官が教える
  • 中古
  • 書籍
  • 書籍

外国人にささる日本史12のツボ 世界96カ国をまわった元外交官が教える

山中俊之(著者)

追加する に追加する

外国人にささる日本史12のツボ 世界96カ国をまわった元外交官が教える

定価 ¥1,760

550 定価より1,210円(68%)おトク

獲得ポイント5P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 朝日新聞出版
発売年月日 2020/03/19
JAN 9784023318601

外国人にささる日本史12のツボ

¥550

商品レビュー

4.1

11件のお客様レビュー

レビューを投稿

2022/04/09

日本史といえば、どうしても戦国時代や幕末といった、私たち日本人が盛り上がるネタを思い浮かべてしまうが、海外の人からするとそれらはそれほど重要な内容では無い。 むしろ、八百万の神に代表される日本の信仰、1500年続く天皇家、禅の成り立ち、ハイレベルな経済や教育を生み出した江戸時代...

日本史といえば、どうしても戦国時代や幕末といった、私たち日本人が盛り上がるネタを思い浮かべてしまうが、海外の人からするとそれらはそれほど重要な内容では無い。 むしろ、八百万の神に代表される日本の信仰、1500年続く天皇家、禅の成り立ち、ハイレベルな経済や教育を生み出した江戸時代、そして世界的な画家葛飾北斎に代表される浮世絵、落語や歌舞伎などの演劇にこそ、興味が向いている。 恐らく、彼ら自身が大切にしているものであり、それらが日本でどうなっているのか、またどうしてそうなっているのか、という比較論で語られているからだと思うが、これらのポイントを押さえておくことは大切。

Posted by ブクログ

2022/04/03

著者は元外交官で世界と日本の歴史に関するセミナーの講師。 ありがたいことに日本のことを好意的に受けとる英国人はすごく多い。来日したことがある人は別だが、大多数の人は具体的に何かを知ってるわけてわはなくて「何となく良いイメージがある」というのが率直なところ。そこで気の利いたセリフが...

著者は元外交官で世界と日本の歴史に関するセミナーの講師。 ありがたいことに日本のことを好意的に受けとる英国人はすごく多い。来日したことがある人は別だが、大多数の人は具体的に何かを知ってるわけてわはなくて「何となく良いイメージがある」というのが率直なところ。そこで気の利いたセリフが返せない自分がもどかしい。 本書では著者の体験をもとに外国人受けをすることを解説する。ポイントは外国人と日本人の琴線は微妙に異なること。例えば日本人が戦国時代や幕末が好きな人が多いが、外国人は芸術や宗教観に興味を持つ。 こういった知識を引き出しに持ち、効果的に使えればよりよい意思疎通ができるのだろう。これがまた難しいのだが…

Posted by ブクログ

2021/08/22

外国人が関心を寄せる日本史のテーマは、日本人が好むそれとは大きく異なる! 多くの国を訪れた元外交官が、海外の人々を魅了する日本ならではの文化・歴史を紹介した書籍。 日本には古代から、自然に神が宿っていると考える宗教観があり、自然は崇拝する対象だった。一方、キリスト教など一神教文...

外国人が関心を寄せる日本史のテーマは、日本人が好むそれとは大きく異なる! 多くの国を訪れた元外交官が、海外の人々を魅了する日本ならではの文化・歴史を紹介した書籍。 日本には古代から、自然に神が宿っていると考える宗教観があり、自然は崇拝する対象だった。一方、キリスト教など一神教文化では、自然は人間によって支配されるものと考える。 日本の神道は、自然崇拝と儒教由来の祖先崇拝の両面から発展していった。さらに、この神道と後に伝来した仏教とが習合し、日本人の宗教観が形成された。 アップルの創設者スティーブ=ジョブズなど、禅に関心を寄せる外国人は多い。それは、徹底的に無駄を省くことで本質に迫ろうとする思想にひかれるからだろう。シンプルさを重視するジョブズの姿勢は、禅思想を体現しているといえる。 日本の天皇制は、血統として約1500年継続している。これほど長く皇室・王室が続いた例は皆無であり、世界史において類たぐい稀まれな存在といえる。このような天皇制に、歴史に関心のある海外の人々は関心を寄せている。 浮世絵は、世界の美術史に大きな功績を残した。中でも葛飾北斎は、ジャポニスム(日本の開国後に欧州で起きた、日本美術への高い評価に伴う日本趣味のこと)を代表する画家として知られる。西洋の絵画が前提とするリアリズムなどを採用しない浮世絵の独自性は、当時の欧州の人々を驚かせた。 能や歌舞伎といった日本の演劇には、海外の人々に関心を持たれる要素が多い。例えば、歌舞伎に登場する「我慢」「敗者の美」「生まれ変わり」などのテーマは欧米には存在しない価値観であり、外国人の好奇心をそそる。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品