子ども時代探検家高濱正伸のステキな大人の秘密 なぜか全員「農学部」編

高濱正伸(著者)

• 販売会社／発売会社: エッセンシャル出版社
• 発売年月日: 2020/03/17
• JAN: 9784909972071

商品レビュー

2020/03/26

高濱先生の本ですが、次世代のリーダーに話を聞くというインタビューの本なので、全く期待しないで読み始めたのに、それぞれの人にツボがあって、とても参考になりましたし、とても面白かったです。

P4 見えないものを見る力

6人に共通する特性は、「本質」というか
まったく同じような状況を眺めていても
そこから人間の持つ特性や法則性みたいなものが
彼らには見えている。

P111 育てるということ

まわりに色々な人がいて、切磋琢磨して初めて育つ。
一人きりでは難しい。

P117 コンプライアンスの必要性

コンプライアンスがあるから不正が起こる。
ルールさえ守っていれば、何をしても良いという考え方で、その抜け道をみんなが探している感じ。

相手がどう思うか、
社会がどうか、を、深く考察したうえで
自分の良心に基づいて行動する。
そうじゃないとうまくいかない。

P133 他人のことは気にせず、自分の世界を深く持つ

P134 学歴

学歴は、自分のやりたいことが見つかったときに
その道を作ってくれることも、ある。

学歴自体が目的にはならないが、
自分のやりたいことがあるときに
手段として学歴が助けてくれることがある。
だから、選択肢が広がる方に進んだ方が良い。

P158 ヒゲ

その人を見て少しでも不快な人がいるならば、
ひげはそるべき。

自分がいいかどうか思うか？ではなく
相手がいいと思うかどうか、が、大事。
仕事と言うのは、相手があるものだから。

P168 愛

相手に愛が足りない、感謝が行き来することが大切。

★★★P174 アメリカのスクールでの経験

多様性はもちろんだけれど、
「クラスに貢献」することが大切。

テストの点数を上げるだけじゃなくて
クラスや議論に貢献することが大切。

前の人が言った意見に対して
付加価値をつけるような意見を言えなければ0点。

発言しないのも0点。

アウトプットに貢献することが必要。