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最澄と天台教団 講談社学術文庫
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最澄と天台教団 講談社学術文庫

木内堯央(著者)

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最澄と天台教団 講談社学術文庫

定価 ¥946

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2020/03/12
JAN 9784065190005

最澄と天台教団

¥770

商品レビュー

3

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2022/12/29

日本天台宗の開祖である最澄と、彼の教えを受け継いだ天台宗のたどった歴史について解説している、コンパクトな入門書です。 最澄にかんする叙述には、本書の約半分のページがあてられており、のこりは円仁・円珍をはじめとする天台宗の後継者や、良源・空也・源信らによる浄土信仰の展開、さらに中...

日本天台宗の開祖である最澄と、彼の教えを受け継いだ天台宗のたどった歴史について解説している、コンパクトな入門書です。 最澄にかんする叙述には、本書の約半分のページがあてられており、のこりは円仁・円珍をはじめとする天台宗の後継者や、良源・空也・源信らによる浄土信仰の展開、さらに中世および近世の比叡山のたどった歴史が、かなり駆け足ではあるものの、説明されています。 巻末には、かなりくわしい参考文献案内が付されており、さらに著者の子息である木内堯大が執筆する「解説」でも、本書刊行後の研究動向の紹介がなされているのですが、入門書としては過大にも思える分量の文献がならべられています。

Posted by ブクログ

2021/11/03

「最澄展」の売店で買った一冊。 最澄の生涯とその後の天台宗の歴史をまとめた一冊。著者はガチの仏教学者(かつお坊さん)で「講談社学術文庫」なので硬い。お経の名前と仏僧の名前の漢字密度が高く200ページしかないのになかなか読み進めなかった。 天台宗というのは法華経とかの「顕教」と...

「最澄展」の売店で買った一冊。 最澄の生涯とその後の天台宗の歴史をまとめた一冊。著者はガチの仏教学者(かつお坊さん)で「講談社学術文庫」なので硬い。お経の名前と仏僧の名前の漢字密度が高く200ページしかないのになかなか読み進めなかった。 天台宗というのは法華経とかの「顕教」と難しい「密教」の両方を最澄が唐から持ち帰ってそれぞれ研究・信仰したおので、非常に宗教の幅が広くて、派閥・系列が増えていく。これがその後日本の仏教の総元締めの地位を長く維持した理由なんでしょう。 法然、親鸞、日蓮などの鎌倉時代に勃興する大衆仏教はどれも比叡山出身。 派閥間の争いは宗派間の軍事衝突も起こすようになり傭兵みたいな「僧兵」が出現し、ついに織田信長に全山焼き討ちにされて武装解除。 その後、天海が徳川家康に取り入って、比叡山江戸支店として東叡山寛永寺が設立され、江戸時代はこっちが実質的な本山だったらしい。 1970年代の本の文庫化で、あとがきを息子の仏教学者が書いている。著者はこども頃ちばてつやと友達で一緒にマンガ書いてたそうです。

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