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天皇と右翼・左翼 日本近現代史の隠された対立構造 ちくま新書1482
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2020/03/09 |
JAN | 9784480073044 |
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天皇と右翼・左翼
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商品レビュー
2.7
3件のお客様レビュー
驚くような事実ばかり!この著者はどこまで信じてよいのか?単なる与太話の類いではないのか?昭和天皇が岸信介を嫌っていた。岸は自民党への入党を断られたら社会党に入るつもりだった。終戦の詔勅が14日に出されようとしたとき、右派にとっては昭和天皇は正統性を失い、戦後は北白川宮道久を擁立し...
驚くような事実ばかり!この著者はどこまで信じてよいのか?単なる与太話の類いではないのか?昭和天皇が岸信介を嫌っていた。岸は自民党への入党を断られたら社会党に入るつもりだった。終戦の詔勅が14日に出されようとしたとき、右派にとっては昭和天皇は正統性を失い、戦後は北白川宮道久を擁立しようとしていた!竹田宮恒徳も皇位継承への情熱を隠さなかった。そして60年安保闘争において大手新聞で反対論調を張っていたのは産経新聞だけだった!はぶっ飛びそうな話である。産経が最も反米ということになるのであろう。朝日新聞は生まれたときから三井財閥・伊藤博文との関係が深かった。新左翼は決して反米ではなかった。反岸であって、岸内閣打倒によりむしろ成功したとの感覚だった!このようにタイトルとは異なり、様々なお話がゴッタ混ぜの本。雑学として非常に面白かった。反米派・親ソ派の伏見宮系の皇族たちと親英米派の昭和天皇、それを右翼・左翼という考え方は逆転しており、昭和天皇は左翼になってしまう。そして貞明皇后と秩父宮も親英米派・講話派として描かれる。美智子皇后とと鶴見和子、神谷美恵子の交流の深さについても書かれているが、これはきっと事実なのだろう。
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やや話が散り気味だが、面白く読んだ。日本の近現代の裏面史に、独自の視座を与えてくれる。ただ、江戸時代の尊王攘夷思想からの影響や西郷隆盛の思想まで掘り下げて欲しかった。おそらく、天皇の下での平等という水戸学以来の思想が、外来の社会主義と偶々合致した側面があったのではないか。このため、戦前においては、水戸学由来のいわゆる右翼と、社会主義の左翼において、主張が近接していた可能性がある。陸軍において、社会主義の影響を受けつつ右翼的思想を純化させた皇道派と、ソ連由来の共産主義ないしは国家社会主義的思想を取り入れた統制派に分かれたのは必然だったのかもしれない。
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個別の事実について興味深い記述は多かったが、個々の事実が何のために取り上げられているのかが、全体として分かりづらかった。一冊全体で言わんとしていることも、あまり明らかとはならなかった。
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