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いつまで続く「女人禁制」 排除と差別の日本社会をたどる
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いつまで続く「女人禁制」 排除と差別の日本社会をたどる

源淳子(著者)

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いつまで続く「女人禁制」 排除と差別の日本社会をたどる

定価 ¥1,870

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 解放出版社
発売年月日 2020/03/06
JAN 9784759267914

いつまで続く「女人禁制」

¥715

商品レビュー

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2022/09/04
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※このレビューにはネタバレを含みます

宗教的な意味合いから女性の立ち入る領域を制限する女人禁制という制度。日本社会における女人禁制の変遷を辿る本書を読めば、これが人権侵害であるのは明らかだ。伝統だから、文化だからという説明で済むものではない。 普段、相撲や宗教に触れる機会がなければ、女人禁制は古くさいけど伝統ってものらしいし、どうでもいい、、と異世界のものとして切り捨てる選択肢は当然あると思う。 だけど、自分で望んだわけでないけれどその場に居合わせることになってしまったいつかの誰かに想いを馳せて、もう一歩踏み込んで考えられるようになれれば、と願います。

Posted by ブクログ

2020/04/21

機会があって読んだ本。 この女性差別関係の事って、自分はなんか考えるのが苦手。というのも、自分が今まで生きてきて女性だったから故の困難というのに出遭ってないからだ。気づいてないのかもしれない・・・。 「女人禁制」は、女性本人が頑張る頑張らないの手前でお引き取り願われてるというもの...

機会があって読んだ本。 この女性差別関係の事って、自分はなんか考えるのが苦手。というのも、自分が今まで生きてきて女性だったから故の困難というのに出遭ってないからだ。気づいてないのかもしれない・・・。 「女人禁制」は、女性本人が頑張る頑張らないの手前でお引き取り願われてるというもの。とりあげられているものとしては、相撲、高野山、大峰山。後はマイノリティから見た「女人禁制」ということで、部落問題、買春、ハンセン病、セクシュアリティ、遊郭との比較。今まで知らなかった世界を知ることが出来た。「女人禁制」の根拠はどれも女性を穢れと見なすところにあるのは共通のようだ。そしてそれは日本の家長制度の中で、一般家庭でも連綿とそのようなことは続いてきたのではないか。穢れとまでいわないが、家庭内の女性の位置づけとして。 正直、今この本に載っている分野に関しては、禁止されて自分の生活範囲で困ることはない。でも自分事として考えたときに、「伝統」「文化」で上記のような理由で「女人禁制」を貫くのは国際社会ではもう無理じゃないかと思う。世界的にも広まっているSDG'sでも取り上げられている。 5.ジェンダー平等を実現しよう 16.平和と公正をすべての人に(これも関連するかな) 「伝統」「文化」の場合は認められないだろうな。改めてから来いという感じになると思う。別に国際社会にアピールしなくて、ひっそりこっそり誰にも知られずやるなら問題にならないかもしれないが。「女人禁制」を押し通したいという強い信念るのであれば、それを教義として「宗教」になったらどうだろう。今まで得られたような補助金や企業支援のない、閉じられた世界に行ったらいいのではないか。それならば公平かもしれない。そこまでして守るべき何かがあるのであれば。しらんけど。 「宗教」であっても、「女人禁制」があるというところは監視されるであろう。キリスト教もカトリックは女性司祭が出ることはないだろうと言われている。でもそれは多くの人の眼が常に見守っていくだろう。これからも。 差別問題って、結局言い訳しないで「差別あったよ」って認めるところからでしかなにも前に進まないという気がする。

Posted by ブクログ

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