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ジェフ・トゥイーディ自伝 さあ、行こう。ウィルコと音楽の魔法を探しに
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | シンコーミュージック・エンタテイメント |
発売年月日 | 2020/02/28 |
JAN | 9784401647217 |
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ジェフ・トゥイーディ自伝
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世界で最も敬愛するバンドを1つだけ選べと言われれば言葉に窮してしまうが、3つ選べといえばその1つは決まっている。本書の著者、ジェフ・トゥイーディのバンド、Wilcoである。 オルタナ・カントリーという音楽ジャンルの代表例として、カントリーの世界観を全く新たな音楽的意匠によって表...
世界で最も敬愛するバンドを1つだけ選べと言われれば言葉に窮してしまうが、3つ選べといえばその1つは決まっている。本書の著者、ジェフ・トゥイーディのバンド、Wilcoである。 オルタナ・カントリーという音楽ジャンルの代表例として、カントリーの世界観を全く新たな音楽的意匠によって表現した初期から、どんどんとその音楽性を発展させ、特に現在の6人体制になってからはこの6人のメンバーでないと作れない確固たる音楽を作りあげていくプロセスも含めて、自身が最大限に尊敬しているバンドの1つである。 本書はそんなWilcoのソングライター・ボーカルとしてバンドを率いるジェフ・トゥイーディの時点であり、幼少期から現在の6人体制になるWilcoの歴史が本人の口で語られる。 自分がWilcoを知ったのは、2001年の傑作『Yankee Hotel Foxtrot』であり、聴いた瞬間にぶっ飛ぶような刺激を受けたのを今でも思い出す。逆にいうと、それ以前の作品や、Wilco以前に彼が組んでいたオルタナ・カントリー・ユニットのUncle Tupeloについては、知らないことも多々あり、メンバーとの人間関係を巡ってのエピソードが強く印象に残った。 特に、Uncle Tupeloの相方であるジェイ・ファーラー、そして初期Wilcoのメンバーでありマルチ楽器奏者としてバンドの発展に貢献しつつも脱退後の2009年に死去したジェイ・ベネットのそれぞれと関係がギスギスして破局に至る一連のエピソードには、音楽をやる上でのメンバーとの人間関係の普遍的な難しさを物語っているように読めた。 Wilcoファンは読んで損のない一冊。
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