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負けに不思議の負けなし<完全版>(下巻) 朝日文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
発売年月日 | 2020/02/28 |
JAN | 9784022620132 |
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負けに不思議の負けなし<完全版>(下巻)
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商品レビュー
4.3
3件のお客様レビュー
特に上巻と違わない。 当時の連載時期が違うだけ。 ただ、巻末の森氏や西本氏との対談は面白かった。 それにしても、あの頃とプロ野球界も変わったねぇ。
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正直なところ、野村ID野球というのは、なんだかスポーツ、アスリートの世界からは少し離れている気がしていて、それほど好きではありませんでした。もちろん、自分がジャイアンツファンだからというのも大きな理由なんですが、(笑) 本書が書かれたのは1983年、1984年。ジャイアンツでい...
正直なところ、野村ID野球というのは、なんだかスポーツ、アスリートの世界からは少し離れている気がしていて、それほど好きではありませんでした。もちろん、自分がジャイアンツファンだからというのも大きな理由なんですが、(笑) 本書が書かれたのは1983年、1984年。ジャイアンツでいえば、藤田監督から王監督へ移行した時期だし、原、中畑、江川、西本らの時代。広岡西武の管理野球が一世を風靡し、田淵、江夏らがまだ現役でした。高校生だった自分のあの頃を思い出しながら、当時のプロ野球の評論を読むというのも、なかなか新鮮な味わいがします。球界はこれから、清原、桑田らのスターが現れ、野村さんがヤクルトの監督に就任し、そして、野茂、イチローらのアスリート然としたスーパースターが登場してきます。1983年、1984年はその意味で、世代交代の時期だったと思います。 ID野球が好きではないといいつつ、本書のタイトルでもある「負けに不思議の負けなし」は、野村さんの名言で、好きな言葉です。(もともと、野村さんも企業の経営者から聞いた言葉だそうですが)裏返して言うと、「勝ちに不思議の勝ちあり」。偶然で勝つということはあるが、偶然に負けるということはない。これは響きますね。これまで仕事でも様々な事業に関わらせていただき、多くの失敗をしてきましたが、「負けに不思議の負けなし」。失敗の反省は、自らの学びというだけでなく、次の世代へも伝えていくことが必要だと思います。
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上巻の続き。広岡さんは牽制プレーをしつこいほど練習した。広岡野球はヤクルト時代も含めて運用の妙。与えられた戦力の頭の中を「意識改革」で取り替えて弱兵を強兵に仕立て上げた。広岡監督の本当の気持ちは「管理野球」よりも「人材育成」の方に向いてきた。大体監督業というのは選手を叱るのと褒め...
上巻の続き。広岡さんは牽制プレーをしつこいほど練習した。広岡野球はヤクルト時代も含めて運用の妙。与えられた戦力の頭の中を「意識改革」で取り替えて弱兵を強兵に仕立て上げた。広岡監督の本当の気持ちは「管理野球」よりも「人材育成」の方に向いてきた。大体監督業というのは選手を叱るのと褒めるのが仕事の大半を占める。中でも叱責は重要。短所には目を瞑り、長所を生かすタイプの指導者。結束力の強さ。盗塁は速さだけを競うものではない。福本がピッチャーのフォームの熱心な研究家でスタートやスライディングの方式の研究にも余念がないのは有名。PLの強さは人材育成システムの確立の勝利。直言できるコーチ。監督の理非曲直を指摘する人間は重要文化財と同じく重要。桶狭間戦法。結果オーライの隠れ蓑に包まれてしまった。ヘッドコーチは監督に言いたいことを言って嫌われてもいいと思う。稲尾がロッテに行って水を得た。など。
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