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日本人が誤解している東南アジア近現代史 扶桑社新書

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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 扶桑社 |
発売年月日 | 2020/03/03 |
JAN | 9784594084226 |


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日本人が誤解している東南アジア近現代史
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日本人が誤解している東南アジア近現代史
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商品レビュー
4.3
4件のお客様レビュー
誤解しているもなにもアジアの近代史をあまり知らなかったのだが、この本は東南アジアの現代につながる歴史を丁寧に教えてくれる。 農業技術の発展により、農作物生産に係わる生産性が向上し、農村に人手がいらなくなり、都市に人口が流入する……日本の戦後におきたこれが、東南アジアにもおこってお...
誤解しているもなにもアジアの近代史をあまり知らなかったのだが、この本は東南アジアの現代につながる歴史を丁寧に教えてくれる。 農業技術の発展により、農作物生産に係わる生産性が向上し、農村に人手がいらなくなり、都市に人口が流入する……日本の戦後におきたこれが、東南アジアにもおこっており土地バブルになっている分析は興味深い。 それは日本では当たり前の光景だが、西洋ではそのような人口の移動はおこらなかった。なぜなら西洋は小麦が主食、日本を含めた東南アジアはお米が主食だから、というのは目から鱗だった。 確かに、小麦は1粒から20粒、水稲は1粒から200粒とれるというが、労働力はその分、水稲の方が何倍もかかるから、人口が密集する、と聞いたことがある。だから疫病が発生しやすく公衆衛生が発達したとか、ムラ社会で人との関わりが係わりが深いとか。 そんな共通点に親近感を持ちつつも、森を開拓すると疫病が発展するから長らく開拓できない土地柄だったり、大国である中国の関わりだったり、仏教とキリスト教だったり、で、それぞれの国と日本と異なる事情など違いもわかりやすく解説されていて、ぐいぐいと読み進めた。
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やや右寄りの思想が垣間見えるが、非常にプラクティカルで有益な情報が多い。タイに半年ほど住んでいたこともあり、東南アジアには以前から関心があったが、知らない事ばかりで勉強になった。
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東南アジアのビジネスに必要な基礎教養という視点で書かれてあり、現地の人たちがどういう価値観なのかについて勉強になった。 唯一、華僑の影響がほとんどないベトナム 唯一植民地になっていないタイなど知っているつもりでいたのに、個々の国の事情は全くと言っていいほど知らなかった。 Kin...
東南アジアのビジネスに必要な基礎教養という視点で書かれてあり、現地の人たちがどういう価値観なのかについて勉強になった。 唯一、華僑の影響がほとんどないベトナム 唯一植民地になっていないタイなど知っているつもりでいたのに、個々の国の事情は全くと言っていいほど知らなかった。 Kindleの読み上げ機能で読んだので理解できないところが多く、また改めて読みたい。
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