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楡の墓
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浮穴みみ(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 双葉社
発売年月日 2020/02/19
JAN 9784575242508

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商品レビュー

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2023/03/21

北海道発展の礎

明治初期の北海道開拓に取材した短篇集である。北海道は2018年に、開拓使が置かれてから150年を迎えたが、表題作になっている「楡の墓」の登場人物に代表される有名無名の祖先・先達、とりわけ数多の無名の開拓移民やアイヌの人々の筆舌に尽くし難い辛酸・労苦があったからこそ現在の発展がある...

明治初期の北海道開拓に取材した短篇集である。北海道は2018年に、開拓使が置かれてから150年を迎えたが、表題作になっている「楡の墓」の登場人物に代表される有名無名の祖先・先達、とりわけ数多の無名の開拓移民やアイヌの人々の筆舌に尽くし難い辛酸・労苦があったからこそ現在の発展があることを改めて認識させられる。また、巻末作の「七月のトリリウム」で、著者は、国家社会の存立基盤は人材であり、人材育成・教育には、専門教育・実学だけではなく、教養教育・全人格教育が欠かせないということを、札幌農学校長クラークに語らせているが、これは正に至言と言うべきであろう。

fugyogyo

2023/06/26

北海道開拓に関わった人達の短編集。 時代が変わっていく…中で、力強い未来を作っていこうとする人の想いが感じられる作品だった。

Posted by ブクログ

2023/01/14

幕末から明治にかけて、北海道開拓にやってきた人々(外国人を含む)の、または関わった人たちの人生をドラマチックに語る掌編集。歴史を背景としながら、語られるのは人々の物語。幕府や新政府に翻弄される役人たち、さらにその役人に振り回される本州からの開拓民たち。生きていく開拓の人たちの力強...

幕末から明治にかけて、北海道開拓にやってきた人々(外国人を含む)の、または関わった人たちの人生をドラマチックに語る掌編集。歴史を背景としながら、語られるのは人々の物語。幕府や新政府に翻弄される役人たち、さらにその役人に振り回される本州からの開拓民たち。生きていく開拓の人たちの力強さと、政府や幕府の命令に従うも、志なかばで去る役人たちの姿が対照的。 楡の墓 石狩 札幌がさとほろ、さほろなどと呼び名が定まらなかったころ、開拓地の男女の物語。 雪女郎 函館 1857年(安政4年)開拓判官に命じられた、島義勇(よしたけ)は、函館から石狩目指して雪の中を歩んでいた。アイヌの女性が出てくるが、深く描かれず残念。(このシリーズではアイヌは中心に描かれていない。) 貸し女房始末 札幌 開拓が始まった札幌では妻帯者に家の普請のための金が融資された。ふきは、亭主に言われ、何人もの男の手続き上の妻になる。意外な結末に。 湯壺にて 定山渓 温泉に入っていた六蔵と上方からの商人が出会ったのは?温泉の由来も語られる。 7月のトリリウム トリリウムの花の生態と、クラークの話を絡めたエピソードが印象的。トリリウムとは、北海道ではオオバナノエンレイソウを指す。

Posted by ブクログ

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