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〈銀の鰊亭〉の御挨拶
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 光文社 |
発売年月日 | 2020/02/19 |
JAN | 9784334913328 |
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〈銀の鰊亭〉の御挨拶
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商品レビュー
3.3
28件のお客様レビュー
これは私たちの事件よ、光くん(p.187)/後味がいいのか良くないのかビミョーな感じ/火事で記憶を失った叔母の文さんをサポートする意味もあって光くんは母の実家である大邸宅、青河家に住み込み、青河家が経営する一流料亭、銀の鰊亭で「御挨拶」のアルバイトをすることになった/文さんは一種...
これは私たちの事件よ、光くん(p.187)/後味がいいのか良くないのかビミョーな感じ/火事で記憶を失った叔母の文さんをサポートする意味もあって光くんは母の実家である大邸宅、青河家に住み込み、青河家が経営する一流料亭、銀の鰊亭で「御挨拶」のアルバイトをすることになった/文さんは一種の超能力? を身につけていた/やってくる古い知り合いたちの言動がなんかおかしい/刑事の磯貝は何に疑問を抱いてる?/人死あり/気配のわかる人たち。 ■簡単な単語集 【青河家/あおかわけ】小高い丘の上、明治に建てられた豪邸。町を睥睨している。一部分を高級料理旅館「銀の鰊亭」として使っているが収支は赤字気味。この辺のかなりの土地を所有しているので地代が収入のほとんどを占める。 【青河玄蕃/げんば】光の祖父、文や綾の父。 【青河晴代】玄蕃の妻。文の母、光の祖母。 【青河文/ふみ】→文 【アルバイト】光は銀の鰊亭でアルバイトすることになる。役目は若旦那として御挨拶をすること。後を継ぐかどうかは別にして常連さんたちは跡継ぎがいるんだと安心できるから意外に重要。 【安東翔子/あんどう・しょうこ】安東司警察署長の娘。磯貝の婚約者。 【安東司/あんどう・つかさ】警察署長。当日火事の連絡を最初にした。 【磯貝公太】刑事。ドルオタ。「Juiceっ子」推し。 【岩村】通いの料理人。十年選手。 【岡島】仲居さん。五十六歳。堂々とした押し出しで知らない人が見たら女将と間違えるだろうと思われる。 【加原竜夫/かはら・たつお】青河家の遠い親戚。いろいろ外食関係の店を経営している。光は初対面でこの人の(ような人の)経営する会社には入社しないでおこう、と思った。 【桂沢綾/かつらざわ・あや】「僕」の母。 【桂沢光/ひかる】→光 【桂沢満/みつる】光の父。綾の夫。弁護士。ドルオタ。「Juiceっ子」推しで磯貝と気が合った。 【岸】岡島さんをサポートする三十代の人。 【銀の鰊亭】青河邸宅施設を利用した高級料理旅館。一晩でも多くて三組しか客を取らない。文さん、仁さん、岩村さん、岡島さん、岸さんでやっている。 【刑事】磯貝によると刑事の仕事は、〈犯罪が行われたという事実を集める〉(p.72)こと。 【小松義則/こまつ・よしのり】青河家の昔からの知り合いで、主治医というほどてはないがよく診てもらっていた医師。六十五歳。加島さんという四角い顔の人と一緒に客として来た(偽名)。 【事件】青河邸内の「別邸」と呼ばれていた「月舟屋」という建物が燃えたとき光の祖父と祖母は亡くなり、叔母の文だけが生き残り、他に身元不明の死体が二体あり、そのうちの一体には刃物による刺し傷があった。 【篠崎夫婦】常連さん。銀の鰊亭再開後初のお客さん。夫の雄輔は六十七歳の不動産会社社長。妻の真代さんは六十五歳。 【仁さん】二瓶仁。銀の鰊亭の板前。住み込みで五十年。日本でも有数の腕と言われる。《ここにいることが、生きるってことなんですよ。》p.195 【田所】遠い親戚。商工会の元理事。 【二瓶仁/にへい・じん】→仁 【光/ひかる】桂沢光。語り手の「僕」。これといった特徴はないが、あろいろと察しがいいタイプ。母が文の姉。 【文/ふみ】青河邸の火災で唯一生き残った。桂沢綾の妹で、十歳しか違わないが光の叔母。目がくりくりしたかわいい系の美人。火事のとき記憶を失ったが甥の光の名前だけ覚えていた。記憶を失った代わりに相手の態度や視線などからどういう思いでいるかがはっきりと情報としてわかるようになった。「銀の鰊亭」では女将として働くことになる。 【古立/ふるたち】消防士。文の知人らしい(忘れているが)。 【僕】→桂沢光 【宮島俊/みやじま・さとし】S大准教授。建築工学が専門。磯貝の旧友。いろいろ便利なようだ。 【門馬電設】これまで電気まわりのいろんなことをやってくれてた会社。七十過ぎの元社長は現場関係は引退して今は息子の敏哉に任せている。 【門馬敏哉/もんま・としや】門馬電設の現社長。なぜかリーゼントだが笑顔が優しく誠実。
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またまたシリーズで書いてることがすごい。 いったいいくつの小路ワールドが頭の中にあるのかな。 バンドワゴンに駐在さんに国道食堂に花咲小路、、読んでるこっちが混乱してしまう。 で、これはご挨拶シリーズときた。 重い内容ながら最後はやけにサラッと終わった感があるし、珍しく亡くなる人も...
またまたシリーズで書いてることがすごい。 いったいいくつの小路ワールドが頭の中にあるのかな。 バンドワゴンに駐在さんに国道食堂に花咲小路、、読んでるこっちが混乱してしまう。 で、これはご挨拶シリーズときた。 重い内容ながら最後はやけにサラッと終わった感があるし、珍しく亡くなる人も出たけど、相変わらず都合良く、かっこよく、頭よい登場人物がわらわら出てきて安心して?読めた。 次作は
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
この物語の核の部分である事件の真相が、恐らく当たっているであろうという推測で解決とされてしまったこと。 仁さんが突如亡くなってしまった事で、事件が有耶無耶な感じで、丸くおさまりましたとなったこと。 個人的にはこの2点でモヤっとしてしまった。 話の流れとしては、解決する側が複数人で自分の考えであったり、疑問点や推測をやり取りする様子で、答えを導くまでの様子がとてもわかりやすく、読み易かった。
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