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トキワ荘の時代 ちくま文庫
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トキワ荘の時代 ちくま文庫

梶井純(著者)

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トキワ荘の時代 ちくま文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2020/02/10
JAN 9784480436498

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商品レビュー

3.8

6件のお客様レビュー

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2022/03/12

寺田ヒロオさん視点での「トキワ荘」 年長者で、入居する人に出費の額や入手しておいた方が良いモノ、入居時のアドバイス等、マニュアルに近い手紙を渡してあげたり、苦しい生活状況にある仲間にたいして貸してあげれるようお金を用意してあげていた話などのトキワ荘に居た頃の話。 自分の求めている...

寺田ヒロオさん視点での「トキワ荘」 年長者で、入居する人に出費の額や入手しておいた方が良いモノ、入居時のアドバイス等、マニュアルに近い手紙を渡してあげたり、苦しい生活状況にある仲間にたいして貸してあげれるようお金を用意してあげていた話などのトキワ荘に居た頃の話。 自分の求めている理想の「少年漫画」と表現が過激になり、より派手なものを求めるようになった時代の流れとの乖離を感じて筆を折ってしまった晩年の話。 それでも「少年漫画」に対する想いは消えず、愛した雑誌の目録作りを続けていた様子が記録されている。 テラさんの漫画を読んだことが無い私ですが、藤子不二雄Aさん「まんが道」で知り、以前に映画「トキワ荘の青春」を観ていて、細かくは覚えていないけど「寂しさ」を感じていました。 トキワ荘に「和気藹々と創作に打ち込む日々」をイメージしていたが、互いの作品への批評にはあまり踏み込まなかったり、暗黙のルールのようなモノも存在していたことがわかった。同時代、群れずにひとりで作品作りをした作家や貸本で苦労してきた漫画家達からしたら”なかなかぬるい場所”だったのかもしれない。でも、そんな環境のなかで伸び伸びやれる人達が集まって居た要素も良い方向に働いていたのだと思う。 その他:テラさんが「筆を折ったこと」に対して、石ノ森さんが自らの漫画に対する歩みにどこか商業的な成功を優先し、少年漫画がどうあるべきかということを置いてきてしまったことに自省の言葉を述べている。 あれだけ才能がありながらも冷静に自分の事を見ており、石ノ森さんの人間性の凄さを感じた。 「トキワ荘」を軸に関連する本を読もうと今年から初めてみたが、やはりだんだん個々の作家の記録も読みたくなってきている。 しかし、個々の作家まで手を広げるとちょっと量が多すぎてキツい気がするのでひとまずその案はボツ。

Posted by ブクログ

2021/08/11

手塚治虫、石ノ森章太郎、赤塚不二夫、 藤子・F・不二雄、藤子不二雄A、など 日本を代表するマンガ家が一時期同じ 場所に住まいを共にし、腕を磨いたト キワ荘。 その奇跡のような場所は多くの書物で 語られています。 しかし、実は彼らの兄貴分であり、1 960年後半には引退してしま...

手塚治虫、石ノ森章太郎、赤塚不二夫、 藤子・F・不二雄、藤子不二雄A、など 日本を代表するマンガ家が一時期同じ 場所に住まいを共にし、腕を磨いたト キワ荘。 その奇跡のような場所は多くの書物で 語られています。 しかし、実は彼らの兄貴分であり、1 960年後半には引退してしまった寺田 ヒロオというマンガ家に光を当てた作 品は今までありませんでした。 寺田氏なくしては手塚氏に憧れて上京 してきた後のマンガ家は生まれなかっ たかもしれない、とさえ言割れていま す。 今や日本の文化の一つでもあるマンガ。 その揺籃期を支えた一人の漫画家の半 生を追うノンフォクションです。

Posted by ブクログ

2020/12/22

トキワ荘というと手塚治虫、石ノ森章太郎、赤塚不二夫、藤子不二雄など今でも名の知られている作家の視点で描かれる事が多い 本作はそういった他作でも必ず姿を見せていた寺田ヒロオを軸としてトキワ荘や漫画界の潮流を描く 寺田ヒロオは当時多忙な漫画家だったようだが、私が生まれる前に筆を折って...

トキワ荘というと手塚治虫、石ノ森章太郎、赤塚不二夫、藤子不二雄など今でも名の知られている作家の視点で描かれる事が多い 本作はそういった他作でも必ず姿を見せていた寺田ヒロオを軸としてトキワ荘や漫画界の潮流を描く 寺田ヒロオは当時多忙な漫画家だったようだが、私が生まれる前に筆を折っていたため、名前は知っていても作品や人となりは知らなかった 言い方は悪いが、メインストリームから下りた視点からの漫画界の見え方は新鮮で、時代を把握するには複数の視点が必要だと改めて知らされた

Posted by ブクログ

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