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2010年代SF傑作選(2) ハヤカワ文庫

アンソロジー(著者), 倉田タカシ(著者), 小田雅久仁(著者), 野﨑まど(著者), 小川哲(著者), 宮内悠介(著者), 三方行成(著者), 酉島伝法(著者), 高山羽根子(著者), 柴田勝家(著者), 藤井太洋(著者), 伴名練(編者), 大森望(編者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2020/02/06
JAN 9784150314163

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商品レビュー

3.7

17件のお客様レビュー

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2023/04/24

錚々たるメンバーのアンソロジー SFの幅が広がる作品集。つまり、これとSF?って思うような作品も多いということ。 何度挑戦しても、うどん&きつねがわからない。困ったなぁ。

Posted by ブクログ

2023/04/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

―― 考えに、考えに考えてそれでも足りなくて、足りないのが理論なのか技術なのかも必死で考えて、技術も理論もようやく足りてきたと思ったら不運に泣かされて大声出して台バンして電源落として、2、3本煙草吸ったら徐ろにもう一度PS4を起動する。  …SFってそういうところありません?  まぁあまりに安直過ぎるとは思うけれど、しかし、こういう諦めの悪さと、科学や技術の持っている可能性とのミックスアップが、あらゆるSFの根源にはあるように思います。だからこそ、SFには「それでも」と云う言葉がよく似合う。  気に入ったタイトルを簡単に。  小川哲「バック・イン・ザ・デイズ」  この中ではかなりの正統派SF。技術的にもしっかりとした前提のある近未来を描く。けれどそこはやはり小川哲、あまりにもしっかりとした構造の中で、まるでそれと相反する感情論な物語をしっかりと読ませてくれる。  宮内悠介「スペース金融道」  スペオペサイバーパンクコメディ。しかし節々がしっっかりと、無駄遣いと思えるくらいのSF考証で埋め尽くされているエンタメ。このひとの振れ幅は凄い。  柴田勝家「雲南省スー族におけるVR技術の使用例」  法螺話、と解説されているけれどまさにそのとおりで、こういうのは『異常論文』で爆発的に流行ったのかと思うのだけれど、SFとしては昔から定番の書き方なのかしらん?  にしても現代的な問題にも視線を送らせる、良い法螺話。  藤井太洋「従卒トム」  『屍者たちの帝国』初出ということもあるので技術設定は置くとして、舞台設定も異色な中、けれど濃密な人間性を書き切る。ある種ラスト・サムライ的なモチーフではあるのだけれど、よりグロテスクに生命に迫る名作。  小田雅久仁「11階」  最後に全部持っていかれました…怪奇譚であり、恋愛譚でもある。思慕や後悔といった、人生を描くものでもある。  誰もが内面化しているものに、きっとそれぞれの形でじわりと染み込むあたたかな恐怖。  SFという枠で読めば驚くだろうけれど、物語を閉じてみればこの一編が最後を飾っているのは納得。  完成度がエグいんよ。  全体を通して。『1』と比べると非常にバリエーション豊かに感じるのは、SFというジャンル自体の広がりを感じさせる。  SFにできること。  なんか前にミステリにできること、みたいな似たようなことを云ってた気もするけれど…  やはり両者は良く似ていて、可能性という言葉がよく似合うのだ。  技術や理論の先にある、可能性。それは良いものばかり、というわけでは勿論、なくて。  それでも、良し悪しを問わずすべてに向き合う。  それでも。  ☆3.7

Posted by ブクログ

2023/02/14

合う合わないは、もちろんあった。だが、それがいい。 小川 哲「バック・イン・ザ・デイズ」 /3 宮内悠介「スペース金融道」/4 三方行成「流れよわが涙、と孔明は言った」/1 酉島伝法「環刑錮」/2 高山羽根子「うどん キツネつきの」/3 柴田勝家「雲南省スー族におけるVR技術の使...

合う合わないは、もちろんあった。だが、それがいい。 小川 哲「バック・イン・ザ・デイズ」 /3 宮内悠介「スペース金融道」/4 三方行成「流れよわが涙、と孔明は言った」/1 酉島伝法「環刑錮」/2 高山羽根子「うどん キツネつきの」/3 柴田勝家「雲南省スー族におけるVR技術の使用例」/2 藤井太洋「従卒トム」/4 野﨑まど「第五の地平」/4.5 倉田タカシ「トーキョーを食べて育った」/4 小田雅久仁「11階」/6 11階、は後に再読したい、とメモ。

Posted by ブクログ

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