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照り柿 浄瑠璃長屋春秋記 小学館文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2020/02/06 |
JAN | 9784094067446 |
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照り柿
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陸奥国平山藩でお納戸役を勤めていた青柳新八郎は、家督を弟に譲り、江戸へ出た。 三年前、行方不明になっていた妻、志野を探すことが目的だった。 長屋に住み、「よろず相談承り」を生業にしていたが、なかなかうまくはいかない。 そんな中、浪人、八雲多聞と知り合う。 多聞が持ち込んだ...
陸奥国平山藩でお納戸役を勤めていた青柳新八郎は、家督を弟に譲り、江戸へ出た。 三年前、行方不明になっていた妻、志野を探すことが目的だった。 長屋に住み、「よろず相談承り」を生業にしていたが、なかなかうまくはいかない。 そんな中、浪人、八雲多聞と知り合う。 多聞が持ち込んだ騒動を片づけたり、口入れ屋の仕事を紹介してもらったり、身辺が何かと騒がしくなってくる。 多聞と新八郎が協力して、口入れ屋の仕事をこなしていく様子は、藤沢周平さんの「用心棒日月抄」を思い出す。 多聞の磊落なキャラがいいし、志野の行方もそうだが、同じ長屋に住む八重の存在も気になるところ。
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夫婦として暮らしていた時には優しい言葉をかけられなかった。息子が幼くして病で死亡してから、厳しい姑の言葉で苦労を重ねた妻、志野。 ある日、突然男が何かを伝えにきて、家を出てから行方不明に。話し合うことが少なかった青柳新八郎はそんな妻を探して弟に家を託し浪人となり、江戸で見かけた...
夫婦として暮らしていた時には優しい言葉をかけられなかった。息子が幼くして病で死亡してから、厳しい姑の言葉で苦労を重ねた妻、志野。 ある日、突然男が何かを伝えにきて、家を出てから行方不明に。話し合うことが少なかった青柳新八郎はそんな妻を探して弟に家を託し浪人となり、江戸で見かけたと言う少ない情報を頼りに上京。 「よろず相談受けたまり」と看板をつけ長屋に住まう。 本来の真面目な性格と、腕の立つ剣で知人が増えてゆく。 事件を片付けながら妻の行方を探す第1巻。
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浄瑠璃長屋春秋記 シリーズ1 三年前、陸奥国平山藩五万石の御納戸役だった、青柳新八郎の妻、志野が、消息を絶った。 原因を突き止めるため、家督を弟の万之助に譲り、自ら浪人となり、江戸に出た。 「よろず相談」の看板を掲げてはいるが、客は滅多に来ない。 《盗まれた亀》 巫女占いの...
浄瑠璃長屋春秋記 シリーズ1 三年前、陸奥国平山藩五万石の御納戸役だった、青柳新八郎の妻、志野が、消息を絶った。 原因を突き止めるため、家督を弟の万之助に譲り、自ら浪人となり、江戸に出た。 「よろず相談」の看板を掲げてはいるが、客は滅多に来ない。 《盗まれた亀》 巫女占いのおれんが、占力を得ている亀が盗まれた。 ガマの油売り、八雲多聞を、地回りから助けた縁で、新八郎が、おれんの用心棒となる。 《弦月》 諸色問屋「岩田屋」の跡取り息子、与一郎が、筆屋「嵯峨屋」の娘おりんに惚れたが。 《花もみじ》 季節ごとに絶景を眺められると評判の料理屋で、餅菓子「えびす屋」のご隠居と知り合った新八郎。 後日、女中のおふさから、最近、ご隠居が、何者からか、嫌がらせを受けているので、ご隠居の用心棒をして欲しいと頼まれる。 《照り柿》 ある日、ならず者に痛ぶられている中間を助けた新八郎。 その中間は、亡き主人の子息、孝太郎と二人で裏店に住んでいた。 孝太郎は、父親の仇を討つために、国を出て、ニ年になると言う。 妻が何故失踪しなければならなかったのか、その真相を究明する事を軸に、よろず相談で受けた、様々な相談事を見事に解決していく。 極悪人が出てこないので、楽しく、あっさり読めた。
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