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世界は沈没し日本が躍動する 最強の日本繁栄論
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | ビジネス社 |
発売年月日 | 2020/02/05 |
JAN | 9784828421599 |
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世界は沈没し日本が躍動する
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商品レビュー
3.3
3件のお客様レビュー
戦時中、人を殺す度胸をつけるための訓練。その捕虜を刺せない兵士。上官は見てられず、靴を咥えて犬のようにグランド一周してこい! 本書で紹介される新聞記事だ。別の本でも読んだ事がある。捕虜を人殺しの練習に使った事実はない、という否定するための引用かと思った。それすら根拠を示すのは難...
戦時中、人を殺す度胸をつけるための訓練。その捕虜を刺せない兵士。上官は見てられず、靴を咥えて犬のようにグランド一周してこい! 本書で紹介される新聞記事だ。別の本でも読んだ事がある。捕虜を人殺しの練習に使った事実はない、という否定するための引用かと思った。それすら根拠を示すのは難しい。しかし、本書の著者、対談している二人は違う。刺さずとも許し、靴を咥えて一周という措置は、なんて穏便、戦時中といっても、人間らしい軍隊もあったのだと。 んー…というか、はー!?という感じで、この全く共感できないポジショントークが発言の全てを歪ませる危うさを感じてしまった。大人を犬のように走らせる、捕虜を練習に使う。どちらも否定すべき対象だと思う。皮層的に事象を捉えて善悪一意に決めつけはしないが、態々引用してまでの我田引水としては筋が悪い。 とは言え、色々考えさせられたり、懐かしむ読書。『超限戦』って話題になったなーとか、年次改革要望書って今どうなったのかな、とか。下記は、そんな部分の抜粋。 ー アーカンソー、コロラド、フロリダ、ジョージア、インディアナ州など21の週が東京に就事務所を設けている。手っ取り早くアメリカを味方につけるには、これらの手を手厚く遇し、さらに東京事務所を置く州を増やすこと。 ー 日本の所得倍増計画を真似したようなものが、中国の保八で2000年代後半、8%の成長率を堅持して超大国を目指すと言う温家法首相の政策 ー 麻生外務大臣時代に構築した日本の外交方針、自由と繁栄の孤も中国を抱え込む形になっている。その発展形は安倍総理のセキュリティーダイヤモンド構想であり、アメリカ、インド、オーストラリアを巻き込んだ、インド太平洋プランになる。
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2020/08/26:読了 なんとなく読める本だった。 一言で言えば、江戸時代は、当時の他の大都市に比べ、よくできた都市であり、日本は歴史を学べということかな。
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渡邊氏との共著ですが、私が社会人になってから30年近く追いかけている、日下氏による著作です。この本はコロナショックが起きる前に書かれたものですが、日下氏の相変わらずの主張である、日本が繁栄するという考え方で書かれています。中国の春節頃から話題になり始めた「コロナ」この1か月で日本...
渡邊氏との共著ですが、私が社会人になってから30年近く追いかけている、日下氏による著作です。この本はコロナショックが起きる前に書かれたものですが、日下氏の相変わらずの主張である、日本が繁栄するという考え方で書かれています。中国の春節頃から話題になり始めた「コロナ」この1か月で日本だけでなく世界経済に大きな影響を与えています。 今年開かれることになっていた東京五輪後に不況になると思っていましたが、五輪は延期され、今年の経済は現時点でも「大ブレーキ」がかかることが予想されます。そのような状況ですが、1か月ほど前に読んだこの本で気になった点を記しておきたいと思います。 以下は気になったポイントです。 ・日本的体質を備えているか、今は備えていないが一生懸命備えようと努力している国々とだけ付き合えばよい、具体的には、1)イデオロギー2)宗教3)ヘゲモニー(覇権)4)独裁の4つの主義を捨て去り、1)平和2)自由3)民主4)平等5)中流の5つの主義を取り入れる国である。例として台湾(p29) ・ブレグジットでイギリスは大陸を捨てた以上、海洋国家的な戦略をとらざるを得ない、必然的にアメリカ・英国連邦(オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、アメリカ)と関係を強めることになる。台湾では、アジア太平洋諸国とアメリカが参加して安全保障の会議が開かれ、そこに日本も加わっている(p43) ・日本がアメリカと上手に動かしたいのなら、貧乏な26州を選んで現地工場を作るとかして日本びいきにしてしまう、ところが反日州を選んでアメリカ工作をしてきたのがこれまでの通産省のやり方であった(p47) ・現在、アーカンソー、コロラド、フロリダ、ジョージア、インディアナ等の21州(テキサス、オハイオ州も)が東京に州事務所を設けている。これらの州を手厚く遇すべき(p48) ・歴史のある国は、古代・中世・近代・現代と時間軸を追ってきちんと積み上げられている、日本、東南アジア、欧州には揃っている国が多が、中国は古代と中世はあるが近代がない(p51) ・日本人はフランスは芸術の国だとイメージしているが、国有企業の多い社会主義国である、フランス革命で掲げた「自由・平等・博愛」があるが、本来は「友愛」である。友愛とは、友以外を殺すことを正当化する言葉である(p61、62) ・2011年に中国のGDPが500兆円に達して日本を抜いたが、その四分の一が軍事予算であり比較されても仕方がない。無責任に拡大した投資の回収の目途はたっていない。アメリカも誤差、脱漏がある。IMFのデータも共産党政権の発表と大差ない事から相当に怪しい(p65) ・日本の人口減少については江戸時代の参勤交代がヒントになる、日本は山の中まで道路だらけで、ものすごく便利で都会と違って渋滞もない。日本人全員が都会と田舎に二つ住居を持ち、一年の半分は田舎で暮らすような参勤交代をすればよい(p117) ・欧州の年では、生ごみも糞尿もド道に投げ捨てるのが当たり前だったため、コレラ・ペストなどの伝染病が蔓延した。欧州で世界に先駆けて道路が舗装されたのは、この衛生状態をよくするためであった(p123) ・江戸の武士に武士道=儒教があるなら、大坂の商人には商人道(石門心学)があった、いんちきをして儲けてはならない、天地神明に誓って立派な行動をすれば、利は自然とついてくる、勤勉と貯蓄に勝るものはない、財力にあった暮らしをしなさい、というもの(p134) ・西欧人が自分の未来に自信が持てないかを考えてみると、それは「略奪主義」には自律性が無いからということ。常に略奪の対象が必要で、お互いにそうでは世界平和は実現しない(p144) ・先進国のなかでも専門書レベルまで自国言語で存在する国は少ない、これができるのは、英語・ドイツ語・フランス語・日本語くらい、他国の侵略を受けた新興国のほとんどが高等教育を他国の言語で行っている(p170) ・アメリカ型成果主義は終わる、日本本来の共同体意識、仲間意識に目を向けた会社と、アメリカ型の市場万能主義・個人主義で客観評価主義の会社との二回戦が始まる(p178) ・2014年米国下院に「ジャパン・コーカス」という超党派議連ができた、これは日本側からの働きかけに62名もの超党派の下院議員が賛同したもので、日本の米国ロビイの要となるもの(p184) 2020年3月29月日作成
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