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日本史を変えた八人の将軍 祥伝社新書595
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日本史を変えた八人の将軍 祥伝社新書595

本郷和人(著者), 門井慶喜(著者)

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日本史を変えた八人の将軍 祥伝社新書595

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 祥伝社
発売年月日 2020/02/01
JAN 9784396115951

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商品レビュー

3.9

10件のお客様レビュー

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2023/07/15

将軍という言葉を聞くと、無意識に偉そう、強そう、軍事のプロといったものを想像する。現に日本史の中でも多くの将軍が生まれ何かしらの形で歴史に影響を与えてきた。とは言え様々な時代に将軍が輩出されたが、なれる人間は世代の中の極々一部なのだから、ある程度世襲的に継いだものもいるだろうが、...

将軍という言葉を聞くと、無意識に偉そう、強そう、軍事のプロといったものを想像する。現に日本史の中でも多くの将軍が生まれ何かしらの形で歴史に影響を与えてきた。とは言え様々な時代に将軍が輩出されたが、なれる人間は世代の中の極々一部なのだから、ある程度世襲的に継いだものもいるだろうが、際立って優秀な方がそれを名乗ることができたのだろう。 本書は坂上田村麻呂に始まり、西郷隆盛まで日本を変える影響を与えた8人の将軍について、私の大好きな歴史家本郷和人氏と直木賞作家の門井慶喜氏の対談本だ。 将軍といえば誰もがまず初めに思い浮かべるのは征夷大将軍の坂上田村麻呂であろう。日本史専攻でない私でも中学の歴史できっちり覚えた名前だ。征夷大将軍の「征夷」とは読んで字の如く、夷を征伐する役割を担う。明確に目的が役職名になっている時代は、討伐することが目的であるために、軍事力が第一に必要とされた。当時の軍隊が現代のように情報で統制され組織だった動きを取るのが難しいことを考えれば、坂上田村麻呂もかなりの個人的な戦闘能力を持ち合わせていたに違いない。現にアテルイを捕縛して連れ帰ろうとするのだから、蛮族(当時の日本の東北の果ての意で)を生け取りにするなど、実現可能な圧倒的な武力を持っていたと考えるのが普通だ(意外にも安易な罠などに引っかかったかもしれないが)。その後の将軍職にも源頼朝や足利尊氏、織田信長に豊臣秀吉、そして徳川家康に始まり慶喜まで、最後は西郷隆盛と歴史になを残した数々の英雄について語られていく。当時軍事的な側面の強かった将軍も時と共に時勢を照らした意味合いに変遷していくのだが、名前を見る限り、軍事においても政治においても何れかの能力が突出し、日本の歴史に大きく作用するような人間を今でも「名将」として人々は語り継ぐ。物語の主人公であったり、ビジネス本にも頻繁に登場してくる。 本書はそうした将軍の時代による役割や、それに就いた人間像などに迫り、そこへ日本の社会がどのような体制・人物を求めてきたかについて、流れに沿って理解していくことができる。対談形式に進むので、最新の歴史解釈なども加わり、驚きと納得の中で読み応え十分である。 なお将軍としては太平洋戦争期の将たちにも少しは登場して欲しかったが、逆に何十人も現れては消えてゆく状態においては「将軍」の格も品位も低下してしまったのだろうと考える。時には穴埋めのような形で任命され、戦場に散ってゆく短命な将軍もおり、能力も様々と取り上げる価値も日本史に与える影響も非常に軽微なものとなってしまったのだろう。 本書最後に出てくる西郷隆盛などは、まさに武士のあるべき姿として捉えられているが、残した実績も死に様もこの様な人材が後の世に出なかったという事であろう。 将軍の歴史と共に日本の成り立ち・変化を見て、将来の日本において求められる人材像を想像してみたい。きっと恐らくは平和な世である江戸期の徳川家とその家臣(老中)を思い浮かべるが、ウクライナのゼレンスキーの様な戦時のリーダーが必要になる日が来るかもしれない。

Posted by ブクログ

2023/06/15

8人の将軍+信長秀吉で10人についての対談本。 歴史学では語れないストーリーを門井さんが提供して、本郷さんが学者の観点から打ち返すというのが面白い。軽い雰囲気で展開されているが、将軍のあり方、政治と軍事の比重の解釈は興味深かった。門井さんの歴史小説を読んでみたくなったな。

Posted by ブクログ

2023/06/02

日本の将軍は独特ですね。 やはり海が守ってくれるから、他国から攻められることが少なかったせいでしょうか? けれども、近現代になって飛行機ができた。 だから他国から攻められることもある。 それ故今、日本は変わろうとしてるのでしょうか。 ここを歴史で読み解いて行きたい。

Posted by ブクログ

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