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人生は苦である、でも死んではいけない 講談社現代新書2561
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2020/02/13 |
JAN | 9784065192139 |
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人生は苦である、でも死んではいけない
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商品レビュー
3.9
20件のお客様レビュー
この本を読んで印象的だったこととその理由を共有する。 p. 56 「有用性について」では、人間は、「有用性」=経済性に縛られて生きている。 「それが何になるのか」「そんなことをして何のためになるのか」といったように、有用性でしか自分や自分の人生の価値を見られない人がいる、といっ...
この本を読んで印象的だったこととその理由を共有する。 p. 56 「有用性について」では、人間は、「有用性」=経済性に縛られて生きている。 「それが何になるのか」「そんなことをして何のためになるのか」といったように、有用性でしか自分や自分の人生の価値を見られない人がいる、といった言葉が印象に残った。 その理由は、成功を目指すこと自体は全く問題ないが、三木清の「砂浜で貝を拾う」例え話にあるように、拾った時は一見価値があると思っていた貝(=成功)が、ある時に美しくないものだと気づき愕然とする、に繋がると思ったからだ。 p. 63 「有用性」に意味はない、については、過去に自分は有用性に縛られて生きており、 ・受験に関係ない科目を履修しても意味がない、時間の無駄 ・仕事ができない自分は生産性の観点から価値がない といった価値観をもっていた。 それによって生き辛い思いをしたことがあったが、年齢を重ねるにつれて「有用性」に意味はないことに次第に気づき、生き辛さが和らいでいく。 この本の作者が ・有用性に支配された生き方は、率直に言って病んでいる ・学問も、生きることまでもが経済性に支配されて毒されている と表現されていて、自分の心の思いを代弁してくれたので、この本を読んでいてすっきりした。
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岸見一郎さんの実体験に基づく生と死に関するエッセイ。 文中に三木清、ソクラテス、エピクロス、マルクス・アウレリウス・アントニヌスといった哲学者が軒を連ねる、東西の思想を通じて、生き死にについて考えることができる作品でした。 思うに、岸見さんの作品は、何かをオリジナルな思想を見...
岸見一郎さんの実体験に基づく生と死に関するエッセイ。 文中に三木清、ソクラテス、エピクロス、マルクス・アウレリウス・アントニヌスといった哲学者が軒を連ねる、東西の思想を通じて、生き死にについて考えることができる作品でした。 思うに、岸見さんの作品は、何かをオリジナルな思想を見出すというよりも、この世に素手にある優れた道徳観を平易に教えてくれる。 学校の先生のような書き方をされています。 嫌われる勇気でもそうであったように、相手に伝えることに腐心している 。おかげで、古今東西のモラリストや考えが頭に響きます。こうした機会をくださる著作に感謝しきりです。 あと、これは全く私事なのですが、この本を読んでいる間に、祖母が息を引き取りました。なにかしらの因果を感じてしまいそうになります。 忘れられない一冊になりました。
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なんとなく人生について感じていたことの再確認だった まあ生きるか〜という感じ 未来は「ない」という考え方を身につけようと思う
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