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希望のディアスポラ 移民・難民をめぐる政治史
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 春秋社 |
発売年月日 | 2020/01/21 |
JAN | 9784393333778 |
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希望のディアスポラ
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商品レビュー
4
4件のお客様レビュー
日本やアメリカ、ユダヤやパレスチナ、クルドのディアスポラ(離散、移民、難民)について詳しく書く。興味深いが、やや読みにくい。 エルサレム・ヘブライ大学留学中のエピソードが具体的でおもしろかった。
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皆んなこの本を読んでくれ、切実にそう思う。日常の構造的な差別、この存在が結局は私たち全員を破滅に追い込むのだと、皆んなに気付いて欲しい。私たちは共存しなければ生きていけないのだから。
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☆ディアスポラから見る民族・階級・性 ディアスポラとは一般的には民族の地理的離散と言われることが多いが、それだけでは収まらない。実際には歴史、文化、宗教、政治的な観点から複雑な関係性が読み取れる。本書において、ディアスポラ論はナショナリズムとの対比やそれの反発論として語られて...
☆ディアスポラから見る民族・階級・性 ディアスポラとは一般的には民族の地理的離散と言われることが多いが、それだけでは収まらない。実際には歴史、文化、宗教、政治的な観点から複雑な関係性が読み取れる。本書において、ディアスポラ論はナショナリズムとの対比やそれの反発論として語られている。日本の歴史的背景への無頓着さによって今でも行われる祭事や、無意識にナショナリズムを促進させられている社会など、今の日本の排外主義、単一民族国家という幻想に対して、筆者は批判的な立場をとる。それに伴う、現在の日本の移民受け入れや難民の現状をヨーロッパやアメリカを含んだ歴史的背景も併せて論じ、ポストコロニアリズムの再考の必要性、ディアスポラの根底に関わるジェンダー論についても言及している。さらに、ディアスポラという言葉において欠かせない、ユダヤ人とシオニズム、パレスチナ人やクルド人を取り巻くディアスポラ論について、歴史の誤った解釈を批判すると共に、ディアスポラを論じる事への希望を見出している。
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