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発達障害の内側から見た世界 名指すことと分かること 講談社選書メチエ720
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2020/01/14 |
| JAN | 9784065185285 |
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発達障害の内側から見た世界
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商品レビュー
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4件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
ADHDの発現機序を説明するたくさんの説明仮説のなかで、たとえば力動発達仮説というのがあります。 ドパミンは、たとえばショーウインドで可愛い服をみるとドンと出て、似たような服がうちにあるのにパッと買ってしまわせるように働きます。これはドバっと出るので間欠的ドパミン放出と言います。これに対し、長期的な見通しに立って、自分を鼓舞するために買うことを我慢し少しずつ出し続けるようなドパミンの出し方を、持続的ドパミン放出と名付けている人がいます。 間欠的放出は側坐核へ向けられ、報酬系と呼ばれています。これに対し、持続的放出は社会脳と呼ばれる前頭葉へ向けられています。 ドゥルーズの内在平面とは、個々人それぞれの対象に対する体験が集大成されて形成される、その集合体のことです。その中央値(メジアン)に形成されるプロトタイプを内在平面ということもできます。 対象はたとえばタンポポであれば、タンポポとの出会いの集積に、タンポポという言葉は根付いているわけです。タンポポを名指すたびに、その都度、それは規定しなおされ、空想のなかであれ実物であれ、今ここで出会うときにしか現勢態としては現れない何ものかでもあります。 この対象は名称であればなんでもいいので、ADHDや発達障害でも同じことです。 ラマルクの遺伝理論は、後天的に獲得された性質が、子孫にも遺伝的に引き継がれるというものです。 この原理を支柱として、モレルは変質学説を組み立てました。変質学説では、第1世代が汚染物質や嗜癖物質に暴露されると、第2世代はてんかん、神経衰弱、ヒステリーなどに罹患しやすくなり、第3世代に至っては精神病、第4世代で重篤な知的障害に至り、子孫が生まれなくなるといいます。 ロンブローゾは、犯罪者の一部にはこうした変質の過程にあり、特徴的な身体特徴を有し、生得的に犯罪への傾向性が見られると主張しました。 変質学説では混血によって変質が促進され、それが西洋文明の頽落をもたらすといった考えから、さらに変形した形で優生思想や劣等種の根絶の思想につらなって行きます。
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理屈っぽく読みにくい。著者は精神科でありながら自身も発達障害の特性で苦しめられてきた。 発達障害者に共感している箇所もあるが文章が哲学っぽく読みにくいので途中で読むのをやめた。
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※このレビューにはネタバレを含みます
発達性協調運動障害であった精神科医の著者。 発達性協調運動障害とは、例えば、、、 ・逆上がりが出来ない。 ・とび箱が飛べない。 ・球技が苦手。 ・紐が結べない。 など。 実は、僕も全く同じで、 特に野球やバスケットボールなど、分担・役割が決まっているものは大の苦手でした。今なら僕も発達性協調運動障害と診断されるかもしれませんね。 僕は、それが影響してか、ずっと自信のない子ども時代でしたし、特に男性としては全く自信が無かったので、一生独身なんだろうと子どもながらに思い込んでいました(笑)。 まあ、こんな僕でも惚れてくれる女性が現れて、3人の子の親となれたのは、子どもの時の僕からすれば、夢物語に思えるでしょうね。 本書では発達障害のたとえとして、スポーツカーと普通車と耕運機が、高速道路と田んぼを走る場合について書かれています。 高速道路で耕運機を走らしたり、田んぼでスポーツカーを走らすと、それぞれの特性は障害となります。 動物は精子と卵子が受精する時に、必ずどちらの親とも異なる遺伝子の変化を起こし、種の多様性を作り出します。 この多様性が様々な環境変化の中でも、生き残る生物があり、進化をもたらします。 ヒトの能力には必ず凸凹がある。それは、その子が劣っているのではなく、多様性の一つなのだと理解し受容する豊かな人間社会が、いつかやってくることを望みます。 あと、本書のテーマは、発達障害や心の病気に対して、「診断すること」「了解すること」の是非についても書かれています。 心理やキャリアのカウンセラーの養成スクール等で、精神科領域での様々な病名について教えていますが、この診断と了解について教えていないのはとても危険な事だと考えています。 そもそも診断とは何か? 異常と正常の線引きとは何か? 診断(線引き)はどんな時に必要で、患者(クライエント)にとって利益となり不利益となるのか? そして、患者(クライエント)が了解する事にどんな意味があるのか? これを考えずに、人の心の専門家となるのは、時に自分が言葉というナイフを振り回している事に気づいて欲しいと思います。
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