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龍が哭く 河井継之助 PHP文芸文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | PHP研究所 |
発売年月日 | 2020/01/10 |
JAN | 9784569769882 |
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龍が哭く 河井継之助
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商品レビュー
4.4
8件のお客様レビュー
司馬遼太郎の『峠』よりもコンバクトに、映画『峠』よりも網羅的に河井継之助を取り上げた本作は秀逸だった。 歴史上の評価が分かれる河井継之助という人物をさらに深く研究してみたいと思わせるに充分すぎる読みやすい作品だった。 それぞれのセリフが活きており、情景描写も素晴らしかった。 終始...
司馬遼太郎の『峠』よりもコンバクトに、映画『峠』よりも網羅的に河井継之助を取り上げた本作は秀逸だった。 歴史上の評価が分かれる河井継之助という人物をさらに深く研究してみたいと思わせるに充分すぎる読みやすい作品だった。 それぞれのセリフが活きており、情景描写も素晴らしかった。 終始、継之助の精神が作品の至るところにほとばしり、事あることに継さんとの心の会話が出来そうなのはファンにとってはたまらない。
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幕末の長岡藩家老河井継之助を妻すがの目線から描いた作品。破天荒で気性の荒い継之助は幕末の動乱の中で長岡藩の将来を憂えていたが、旧習にとらわれた家中の中で何もできない日々に苛立ちをつのらせていた。 どうすれば自分の考えを藩内で形にできるのか、その答えを探るべく、農民出身ながら備前松...
幕末の長岡藩家老河井継之助を妻すがの目線から描いた作品。破天荒で気性の荒い継之助は幕末の動乱の中で長岡藩の将来を憂えていたが、旧習にとらわれた家中の中で何もできない日々に苛立ちをつのらせていた。 どうすれば自分の考えを藩内で形にできるのか、その答えを探るべく、農民出身ながら備前松山藩の要職に取り立てられ、藩政の立て直しを行った山田方谷に師事する。 自分の考えに他者を賛同させるには、人から推されるにはどうすべきかに気づいた継之助は少しずつ藩政の中で実績を残し、藩主牧野 忠恭や家中に認められていく。家老に就任後は借金まみれの長岡藩を立て直し、戊辰戦争に向け軍事の西洋化を進める。迫る新政府軍を前に継之助の戦いが始まる。 他と異なる意見を持つと白い目で見られらり、煙たがられることが会社内でもあるが、その中でいかに自分の意見を通すか、自分に心酔させるかという点は現代にも通じるところがある。今まで新政府に反対し戊辰戦争で戦死した人という程度の知識しかなかったが、継之助の生き様には芯の通った意思があり、小藩ながら物事の道理、正しさを表現するべく戦う姿に魅力を感じた。
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2020年の今年「峠 最後のサムライ」として映画化された・河井継之助の姿を描く作品。戊辰戦争の際、官軍と奥羽越列藩同盟の間で武装中立を目指した長岡藩家老・河井継之助は「英雄」だったのか?それとも、とんだ「大戯け」だったのか?動乱の時代を峻烈に生きた男の真の姿に迫る長編。
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