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資産寿命 人生100年時代の「お金の長寿術」 朝日新書
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資産寿命 人生100年時代の「お金の長寿術」 朝日新書

大江英樹(著者)

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資産寿命 人生100年時代の「お金の長寿術」 朝日新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 朝日新聞出版
発売年月日 2020/01/10
JAN 9784022950529

資産寿命

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商品レビュー

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3件のお客様レビュー

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2021/09/20

老後の資産維持の仕方について指南する。人生100年時代の心配事は、自分の資産を減らさずに維持できるかどうかということ。 お金は人生の保険なので、資産維持のための基本的な考え方や方法を伝授する。一時期、大騒ぎになった2000万円問題も、よく見れば現実とは合わない試算であり心配するこ...

老後の資産維持の仕方について指南する。人生100年時代の心配事は、自分の資産を減らさずに維持できるかどうかということ。 お金は人生の保険なので、資産維持のための基本的な考え方や方法を伝授する。一時期、大騒ぎになった2000万円問題も、よく見れば現実とは合わない試算であり心配することはない。 自分がどのように老後を送るかを考え、自分自身の方針があれば良い。 一番良いのは、働けるだけ働くことのようだ。 また老後の生活は、収支をトントンにすること。年金の正しい知識を持つことも重要。資産運用は余剰資金で等々。 老後資産の本は、これまでにも何冊か読んだことがあり、著者の方法も特に変わったことはない。 自分もネットで家計診断の話をよく見るが、時々収支が合わない大雑把なデータを提示してどうしたらよいかを相談する人がいる。 家計を把握できていないのが一番の問題だ。 他にも心配し過ぎの人、例えば退職時に家も充分な資産がありながら家計相談するような自慢話としか思えないものあったりする。そういう話は全く参考にならない。 この本も最後にうまくやった人の事例が出てくるが、知りたいのは成功者よりも失敗者の話。 そういう人から教訓を得ることの方が重要だと思う。

Posted by ブクログ

2021/03/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

類書をたくさん出版されているせいか内容が薄い。 後半はインタビューとなっているが、皆様それぞれの老後を過ごされて、以上の「お金の長寿術」がない。残念。

Posted by ブクログ

2020/04/30

今年(令和2年)になって在宅勤務が始まる二月末までに通勤途上で読み終えた本です。あと一月で誕生日を迎える私は、そろそろ、とりあえずの区切りである60歳以降、どのような生活をすべきかを考えなければと思い読みました。 読み終えた直後に在宅勤務が開始されて、はや二ヶ月、先程のニュース...

今年(令和2年)になって在宅勤務が始まる二月末までに通勤途上で読み終えた本です。あと一月で誕生日を迎える私は、そろそろ、とりあえずの区切りである60歳以降、どのような生活をすべきかを考えなければと思い読みました。 読み終えた直後に在宅勤務が開始されて、はや二ヶ月、先程のニュースで緊急事態宣言の最低一ヶ月の延長が決まった様ですから、もはや今までの生活を取り戻せることは難しいという前提で将来を考えていかなければならないと思いました。 この本の結論は、65歳まで働いてその後に年金を現行制度の通常通り65歳からもらいなさいというものです。但し、60歳までとそれ以降で働き方をどうすべきかは、個人が置かれている環境によって取り得る選択肢に幅があるように思いました。 老後の資産はいくら必要かという議論も、各々に置かれている環境(既婚か、子供の人数と年令、親の状態、自分の家の保有状況・ローンの状況等)によって変わってくると思います。また、お金や数字では計測できない資産の重要性は、自分で判断するしかないと思いました。 毎年、確実に身体は弱っていきます。腰や膝は激しい運動をすると元に戻るのに時間がかかります、また老眼は悪化する一方です。その中で、自分がやりたいこと、やりたかった事を見つめ直して、色々な制約が取れてくる、これから数年間をどのように過ごすかが、最後に振り返って後悔しない生き方になるのではと思いました。 以下は気になったポイントです。 ・資産寿命の延ばし方、1)働いて収入を得る、2)年金の受け取り方を考える、3)支出をきちんと管理する(p26) ・65歳受給開始が60歳受給開始を上回る年令は76歳、70歳の場合に65歳開始を上回るのは81歳(p31) ・退職金で気をつけるポイント、1)毎月は公的年金内で暮らして退職金は使わない、2)運用プランには注意、3)退職金元手にお店オープンは要注意、4)退職金への過信は禁物、原理原則:1)日々の生活は公的年金以内、2)趣味などの費用は働いて得る収入か、それを貯めた資金で、3)退職金などは出来る限り使用しない(p40、51) ・60歳以降に何歳まで働くかで人的資本は異なる、年収240万円、割引率2%とすると、65歳までで1176万円、70歳までで2320万円(p45) ・60−65歳の場合、月額28万円を超えると厚生年金の一部停止がある、基礎年金は対象外(p53) ・定年後に転職する最も良い方法は、今の仕事を頑張ることである(p59) ・年金2000万円不足問題は、30年間で約2000万円の不足が生じるというもの、毎月生活費26万円(食費6.5、住居1.3)、毎月不足額5万円程度が想定となっている。貯蓄額は2500万円(p94) ・一人の高齢者を何人の現役世代で支えるかという視点ではなく、一人の就業者が何人の非就業者を支えているかでみると、1970年も2040年もほとんど変化はないので、実態として現在の若い世代の負担が増えるわけでも無い(p106) ・公的年金の積立金残高は、平成元年の73兆円から、平成30年の198兆円(年金支給額4年分)へと増えている(p110) ・2004年に年金保険料について決めたこと、1)保健料水準の上限を法律で決定、2)国負担割合を1/3から半分へ引き上げ、3)積立金の積極的活用(p112) ・2019年度現在、現役世代の平均手取り賃金は35.7万円、65歳時点での年金月額は22万円、これより現役の6割が受け取れる(所得代替率)と言われている(p122) ・資産寿命を延ばすためには、住宅ローンと教育費は定年前に終わらせておくこと(p163) ・金額を目標にするのではなく、自分の好きなことは、やりたいことは何かを考えてみて、そのために必要なお金を作って(増やして)いく(p185) ・時間はつくるもの、時間が無いというのは、それをやる気がないというだけの話(p194) 2020年5月1日作成  

Posted by ブクログ