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境内ではお静かに 縁結び神社の事件帖 光文社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 光文社 |
発売年月日 | 2020/01/08 |
JAN | 9784334779627 |
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境内ではお静かに 縁結び神社の事件帖
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商品レビュー
2.8
9件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
天祢さんだから期待してましたが思ってたのと違った。 各章のミステリの内容はまあいいとして、キャラに魅力を感じられない。特に雫ちゃん、クールで聡明なんだけどそれだけって感じで心惹かれない…描き方がライトすぎたのかなー。 このシリーズはこの巻で充分です。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
こちらも6月の合同サイン会のサイン本。 天祢涼氏の作品は全く読んだことがなく,かつkindle unlimited対象の作品もなかったため,完全にこれが初めて読む作品。サイン対象の本からこれを選んだ理由はよく覚えていないが,神社を舞台にしているところが私の好きな作品に通じていること,よく知らない業種のお仕事小説というのにも興味があるし,ミステリであることもポイントだったと思う。ラノベっぽい表紙に影響されたわけではない。 読んでみたところだいたい想定通りの内容で,面白かった。シリーズ化されて,続刊も2冊出ているようなので,そのうちAmazonでセール対象にでもなったら読んでみようと思う。 教師を目指していた青年・壮馬が,目標にしていた先輩の教師としての挫折からの自殺という事件に会い自信を喪失し大学を中退,その後兄が神職を務める神社に手伝いとして務めることになる。そこで新人の教育係として出会ったのが,歳下の巫女で美少女の久遠雫。何かわけありな様子なのだが本人も兄夫婦も何も教えてくれない。そして兄によると雫は名探偵なのだそうだ。というわけで,神社の周りで起こる事件を雫と壮馬も少し協力して解決していくという連作短編集。 第一帖「境内ではお静かに」 壮馬が勤める元町の源神社が管理する無人神社・阿波野神社の掃除を指示された壮馬と雫は,阿波野神社で心霊現象を見た」とする動画がアップロードされたせいで夜中に若者が集って大騒ぎをしてうるさいからなんとかしてくれというクレームを受ける。 第二帖「端午の節句はご家族で」 源神社で毎年子どもの日に行っている「子ども祭り」を中止しろという脅迫めいた手紙が届く。 第三帖「移転を嫌がるご事情は」 源神社の神職のひとりが宮司を兼務している菊野原神社に周辺の再開発事業に伴い,移転計画が持ち上がっている。しかし市の担当者が神社と話し合いをしようとしても,けんもほろろに拒絶されているという。拒絶しているのが源神社の神職でもある白峰だった。 第四帖「彼のお好みとは違うかと」 第二帖で知り合った鳥羽の紹介で,学生が雫に相談事があるとやってくる。就職活動中だが,何者かが妨害していてすべて不合格だという。誰が妨害しているのか調べてほしいという依頼。 第五帖「あなたの気持ちを知りたくて」 雫の秘密が明らかになる話。
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大学を中退して神社で働くことになった青年とその教育係の巫女が、神社関連の揉め事を解決する短編集。話が進むにつれて二人が心に抱えたものが明らかになっていく。 ライトな日常の謎系で、神社の日常が描かれているのも面白かった。
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