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愛を綴る 集英社オレンジ文庫
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愛を綴る 集英社オレンジ文庫

森りん(著者)

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愛を綴る 集英社オレンジ文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2020/01/17
JAN 9784086803038

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商品レビュー

4

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2023/11/13
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※このレビューにはネタバレを含みます

メイドと子爵の身分差恋。結論、子爵は父親の子ではなく不義の子だったので庶民になってめでたしめでたしでした。最初らへんはマイフェアレディかなあと思いつつ読んでました。 日記に綴られる心情によって物語が動く部分もあるので、重要な語り口になるのですが、その辺が若干第三者目線で読むことを余儀なくさせられて淡々と文字を追うような読み方になりました。 その辺が、微妙に感情を動かされない感じでこんな評価になりました。

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2023/06/13

私達ラブラブです!みたいな糖度や、呑気なすれ違いはない。全編を通して、ほとんどの登場人物が身分に縛られている。 なろう小説にありそうな「貴族なんて絶対イヤ!身分差あるんだから私を好きにならないでよ~もぅ!」みたいな呑気さやラブコメはない。身分差は悲惨ですよ、という空気がひたすら流...

私達ラブラブです!みたいな糖度や、呑気なすれ違いはない。全編を通して、ほとんどの登場人物が身分に縛られている。 なろう小説にありそうな「貴族なんて絶対イヤ!身分差あるんだから私を好きにならないでよ~もぅ!」みたいな呑気さやラブコメはない。身分差は悲惨ですよ、という空気がひたすら流れている。 「あれ、これ幸せになれる気配がないんだけど…」と思いながら読み進めていた。

Posted by ブクログ

2021/09/08

けっこう社会派で硬派な恋愛小説でした。 19世紀末のイギリスを舞台とした恋愛小説。 字が読めず、無知なフェイスに世界は冷たく、残酷です。 加えてきちっとした階級社会の前に、フェイスはあまりに無力です。 身分差ゆえの隔たり、その階級において許される振る舞いなどがご都合主義にならず、...

けっこう社会派で硬派な恋愛小説でした。 19世紀末のイギリスを舞台とした恋愛小説。 字が読めず、無知なフェイスに世界は冷たく、残酷です。 加えてきちっとした階級社会の前に、フェイスはあまりに無力です。 身分差ゆえの隔たり、その階級において許される振る舞いなどがご都合主義にならず、かなりきちんと書いてあって好印象でした。 文字も読めて、なぜか教養もあり、身分差のある相手にも気軽な振る舞いが許されるっていうようなチートキャラが出てくる小説があまり好きではないので、現実にそくした身分差・階級社会に萌えました! お相手のルークもフェイスに好意を抱くものの、自分の役割をよく理解しているゆえに苦しみます。この葛藤も良かった! 2人の関係がバレて、主にフェイスがひどく責められ、屋敷を追い出されるのですが、この部分もリアリティあるなあと。何かあった時悪いのは身分が下のフェイスになってしまうのですよね。リアリティありました。 ラストも身分差を乗り越えるのではなく、同等の身分になったからこそ結ばれたというのは、夢物語に飛んでなくて良かったなと思いました。 硬派で派手さはないものの、どこまでも地に足がついた物語でした。

Posted by ブクログ