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囚われ人に愛を誓えば ライムブックス
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囚われ人に愛を誓えば ライムブックス

ケイト・ベイトマン(著者), 橋本節(訳者)

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囚われ人に愛を誓えば ライムブックス

定価 ¥1,210

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 原書房
発売年月日 2020/01/07
JAN 9784562065301

囚われ人に愛を誓えば

¥110

商品レビュー

3.5

3件のお客様レビュー

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2021/03/08

父親から会社を受け継いだヒロインが、財産を守るために偽装結婚をする……ありきたりな設定かと思いきや、 『すぐに未亡人になるために死刑囚と結婚を画策』! なんとも大胆なロマンス小説 。 勇敢で、商才があり、性にも積極的でかっこいいヒロインでした(^^)

Posted by ブクログ

2020/10/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

亡くなった父の海運会社を女性ながら経営するヒロイン。 その財産のせいでいとこにしつこく迫られている。 それを回避する為にすぐに死刑になる囚人との結婚を思いつく。 そこで結婚した囚人、実はボウストリートで働く、伯爵の次男で放蕩者として有名なヒーローだった。 設定からして新しい。 会社を経営するヒロインが強くて逞しい。 これはヒーローも惚れるわーなんて思いながら読んでました。 ちなみに妹は絶世の美女だが、冴えない牧師の息子と相思相愛でそちらのカップルも面白可愛かった(笑) 最後の展開には「!?」となったけど、次作でヒーローが爵位持ちっていう設定が必要だったのかな、と。

Posted by ブクログ

2020/09/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

面白かったです。 、、、の割には時間がかかりましたがー汗 9月頭から読み始めて二十日余りでようやっと読了しました。 面白いと書いたように内容もまあ起伏に富んでいるものの、中盤辺りには、ちょっと冗漫な部分もあるように感じられました。 もっとも、公私ともに忙しい時期と重なり、集中して本を読む時間があまり取れなかったというのがあるとは思いますが。 内容を振り返ってみますとー。 父の遺産と会社を受け継いだ大金持ちの令嬢、ジョージー(ジョージアナ)は、いとこのジョサイアに迫られて困っています。ジョサイアはジョージィの財産狙いです。 他の求婚者たちも似たようなもので、彼女は何とかして父の財産を欲深な男たちから守り、結婚をせずに済む手立てはないものかと悩んでいました。 そんな時、「いずれ死ぬ運命にある」死刑囚と契約結婚をすれば、夫に束縛されることもなく、自由の身になれることに気づきます。 彼女が結婚するはずだった死刑囚が病死してしまい、代わりに「結婚」した囚人が伯爵家の次男ベネディクト・ワイルドでした。 彼はボウ・ストリートの捕り手で、密命を帯びて監獄に囚人を装い侵入していたのです。 囚人と便宜結婚したはずなのに、その後、舞踏会で彼と再会したジョージーの愕きはそれはもう相当なものでー。 知性や教養、商才はあれども無垢な令嬢がニューゲート監獄に乗り込んでいって、見知らぬ囚人と獄中結婚する最初の結婚式シーンは、緊迫感のある物語の始まりです。 裏腹にラストは、陽の当たる明るい場所で皆に祝福されつつ、二度目の結婚式を挙げる二人が描かれて終わるわけですが、この物語の最初と最後の主役カップルの対照的な二つの結婚式の対比の妙は見事といえます。 まさに、二人の関係が振り出しからゴールまで様々な過程を経て、ここに辿り着いた感があり、主役カップルと共に色んな出来事を体験してきた読者は結末で感慨深いものを感じるかもしれません。 また、ヒロインのジョージーは裕福な若い女性ながら、会社を経営する才能も持ち合わせており、また航海技術や知識まで持ち合わせているスーパーレディです。 本物語は、ナポレオンが流刑先に幽閉されている時代を舞台にしており、ベネディクトが捕り手としてナポレオン救出を阻止する任務を帯びているという設定でもあります。 ナポレオンを救い出すために、ひそかに用意された潜水艇を奪取しジョージーが走行させる場面があります。 なかなか臨場感溢れ、読者もハラハラするシーンです。 この辺りの時代背景を反映させた設定、展開もなかなか興味深く、単なるラブロマンスだけではない読み応えを感じさせてくれます。 ジョージィとは対照的な妹のジュリエット、恋人のシメオン・ペディグリュー、ベネディクトとは兵役時代から親友のアレックスやセブなど、個性豊かな脇役たちも物語を盛り上げるのに一役買っています。 読み応えのある物語でした。 勇敢なジョージーと彼女が裕福な女相続人であろうとなかろうと、彼女の内面のみを見つめる誠実なベネディクトは、本当に似合いのカップルです。 手違いでベネディクトと便宜結婚することになったわけですが、これもきっと「運命」だったのかもしれませんね。

Posted by ブクログ

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