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失われた地平線 河出文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
| 発売年月日 | 2020/01/08 |
| JAN | 9784309467085 |
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失われた地平線
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失われた地平線
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商品レビュー
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有名な冒険小説。 1931年5月、インドを脱出しようとしたイギリス政府の小型飛行機がハイジャックされてそのまま消息を絶った。 報道は小さく抑えられていたが、ふとしたことから旧友と再開した主人公はその飛行機にかつての知り合いが乗っていたことを知る。 知り合いは死んだのかと思ったが、...
有名な冒険小説。 1931年5月、インドを脱出しようとしたイギリス政府の小型飛行機がハイジャックされてそのまま消息を絶った。 報道は小さく抑えられていたが、ふとしたことから旧友と再開した主人公はその飛行機にかつての知り合いが乗っていたことを知る。 知り合いは死んだのかと思ったが、旧友はその事件後中国の重慶で、記憶のない知り合いに会い、話をきいた時の書き留めたものを主人公に見せる。 そこに書かれていたのは、崑崙の山奥にあるシャングリラという寺院と集落での滞在記だった。 人里離れたその地は、水回りは近代的で、食事のレベルも西洋風。ラマ僧は完璧なイギリス英語で話し、穏やかで静謐な、文化と芸術に満ちた世界だった。周囲の崑崙山脈も美しい。開祖は200年生きた西欧人で、僧も欧州出身が多い。知り合いは後継者として選ばれるが、北欧系かラテン系がやっぱりいいんだよ、という理由を言われる。 その穏やかで満ち足りた暮らしに、惹かれるも、同行していた若い英国人と寺院の女性が恋に落ちたのを知り、2人のために寺院からの脱出に力を貸す。 その後、重慶で発見された時、老女と2人で、若い英国人はいなかった。 寺院からでたら、女性は時が進み歳を取ってしまうと言われていた通りになったのか、知り合いは再び寺院に戻るために旅に出たのか、本当にそんな場所があったのか。というロマンチックな話。 ただし、脱出した1931年はイギリスの長年の支配からインドが抜け出そうとしている時期。だからイギリスは逃げ出す必要があったわけで、その残酷な支配を現地で見ていた知り合いが、公正で知的で穏やかなという人物像なのが説得力がない。 今なら、脱出時には自分が見てきた植民地支配の実情により、母国に失望し…みたい始まりだったと思う。 白人が白人として、お目でたく呑気だった時代の小説。白人のオリエンタリズムや、人種における天然の傲慢さがどうしても目につく。イギリス人は旅先でも、自宅と同じ環境がいいんだよね、とも思える寺院環境。理想郷としてインドの山奥にしたものの、実際には現地はイギリスの植民地支配に苦しみ、独立運動をしていた。そのことが全く気にならないらしい作者に、とても共感できない。 時代の流れの中で消えていくんだろうな、と思ってしまう本。
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冒険小説の名作、とのことだが、物理的な「冒険」はほぼしていない。物理的な移動はほぼ無い。 理想郷「シャングリ・ラ」に辿り着き、そこで過ごすキャラクターたちを描いた作品。 この作品が確かに名作で、同時に恐ろしいと思った理由は、その世界観に読者(自分)が取り込まれるということ。 ...
冒険小説の名作、とのことだが、物理的な「冒険」はほぼしていない。物理的な移動はほぼ無い。 理想郷「シャングリ・ラ」に辿り着き、そこで過ごすキャラクターたちを描いた作品。 この作品が確かに名作で、同時に恐ろしいと思った理由は、その世界観に読者(自分)が取り込まれるということ。 だからこそ、不気味であり、穏やかであり、読了時に自分自身にハッとさせられる。そんな作品。
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シャングリラ、飛行機が乗っ取られて不時着し桃源郷にすむことになる4人が性格もバラバラでそこでの生活、そしてここに連れて来られた理由などを知る。 最後はどうなったのか現実に起こったことか、夢想か読者に任せる話は空想好きの自分にはいい終わり方だった。 そして欧米人が書いたにしてはいい...
シャングリラ、飛行機が乗っ取られて不時着し桃源郷にすむことになる4人が性格もバラバラでそこでの生活、そしてここに連れて来られた理由などを知る。 最後はどうなったのか現実に起こったことか、夢想か読者に任せる話は空想好きの自分にはいい終わり方だった。 そして欧米人が書いたにしてはいい加減なぞんざいではなく崇高さが垣間見れて訳がいいのか日本人が書いた小説のような読みやすく違和感なく再読したい一冊。
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