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カブールの園 文春文庫
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カブールの園 文春文庫

宮内悠介(著者)

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カブールの園 文春文庫

定価 ¥759

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2020/01/04
JAN 9784167914233

カブールの園

¥220

商品レビュー

3.8

10件のお客様レビュー

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2024/08/07

まずは装丁がオシャレでかっこよくてすきです。タイトルのフォントもおしゃれが良い感じです。  内容的には読んでて理解できない部分もあったのですが、理解できる部分もしんどくなってしまいました。表題作のカブールの園に出てくるジョンは、唯一オアシスのようで救われました。 文体が淡々として...

まずは装丁がオシャレでかっこよくてすきです。タイトルのフォントもおしゃれが良い感じです。  内容的には読んでて理解できない部分もあったのですが、理解できる部分もしんどくなってしまいました。表題作のカブールの園に出てくるジョンは、唯一オアシスのようで救われました。 文体が淡々としていて、感情の表現が乏しいタイプの作品です。ただ、とてもオシャレだな!とは思います。差別などの記述がそのまま出てきて来るので、人種差別などの経験のない私は感情移入が難しく淡々とした表現方法に読む意欲や理解が跳ね返されそうになりました。。。 私にはまだ早かったかな〜というのが、感想です。

Posted by ブクログ

2024/06/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

『エクソダス』に続き、宮内作品二作目。まずは(というかそれしか書けていないが…)表題作の感想をば、二世・三世には割とありがちなアイデンティティ獲得(?)の話、かな。母、友人、恋人等…いろんな人との関係を通して、彼女は自己を見つめていく——。そして、突然休暇をとるように言われ、その際ふと立ち寄った(祖父母が入っていた)強制収容所にて"ある人"との運命的な再会が転機となった。最後はプログラマーである彼女は今持っている事項を再構築し、アイデンティティを確立したように思う。途中、ホテルまでのドライヴが今まで、そしてこれからの人生(いろいろ分岐点もあった)を暗示していたのかなぁ、と。

Posted by ブクログ

2024/05/05

「カブールの園」4…幼少期における母親との共依存と学校でのいじめをVR治療する女性ITエンジニアの話。リミックスのクラウドサービスの詳細さはさすがプログラマー。 「半地下」4…ニューヨークで父に失踪された姉弟の奮闘。処女作に手を入れたものらしい。 宮内作品はその美しくクールな文体...

「カブールの園」4…幼少期における母親との共依存と学校でのいじめをVR治療する女性ITエンジニアの話。リミックスのクラウドサービスの詳細さはさすがプログラマー。 「半地下」4…ニューヨークで父に失踪された姉弟の奮闘。処女作に手を入れたものらしい。 宮内作品はその美しくクールな文体が好き。

Posted by ブクログ