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55 ハヤカワ・ミステリ文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 早川書房 |
発売年月日 | 2019/12/19 |
JAN | 9784151839511 |
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商品レビュー
2.9
9件のお客様レビュー
出だしは面白かった。が、モヤモヤしたまま物語が進み、スッキリしないままで物語が終わってしまう。 後に残ったのは、オーストラリアの強烈な暑さと、宗教と言うものの大きさと恐ろしさ、そして「親子」という、はかり難い関係性だったように思う。
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二人の容疑者に、振り回される展開は、とても面白いく、途中で挟まれる過去の事件?問題?が、どこで繋がるのか、ワクワクしながら読めた!最後は、まぁそうですか!って感じは、あったけど…………
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2人の男が互いにシリアルキラーの「55」番目の被害者になりかけ、お互いを犯人だと主張していて、どちらが犯人かを捜査していく・・という話。このあらすじを読んで、色んな糸口を辿って捜査・推理を進めていくかんじかなと思ったけど、なんだか推理のシーンというか、ミステリーっぽさはあまりなく...
2人の男が互いにシリアルキラーの「55」番目の被害者になりかけ、お互いを犯人だと主張していて、どちらが犯人かを捜査していく・・という話。このあらすじを読んで、色んな糸口を辿って捜査・推理を進めていくかんじかなと思ったけど、なんだか推理のシーンというか、ミステリーっぽさはあまりなく、かといって警察物という組織だったかんじがなく(主人公と同僚の結びつきが感じられない)、それでいて主人公がパッとしない。そして本編と並行して過去の失踪事件の話が進められていくのだけど、この何が、というか誰が本編とつながりがあるのか初っ端から大体予想がついてしまう。 主人公の嫌悪する幼なじみの警部補がヒールとしてずっと出てくるのだけど、この人がほんとに胸糞悪くてイライラしてくる。かといって主人公も好きになれるわけじゃない。警察署のもともとの同僚の描写もうすくて、好きになれるキャラが一人も出てこない。あまり今まで登場人物を重視してこなかったけど、登場人物の中でいい人が全然いない、というかここまでイライラさせる人物揃いだとストーリーさしおいてあんまり楽しめなくなるんだなというのを実感して、人物描写って大事だなと思いました。冒頭から、幼なじみの刑事が嫌なやつなんですよ!ほんとうんざりだわ(実際その通りだと後でわかるんだけど)って一方的な主人公の被害者妄想(?)を押し付けられ、読者おいてけぼりっていうか、なんかシリーズものの途中で前提情報を読者が知ってて当然って感じなんですよね。 たしかにページターナーではあるんだけど、イヤミスではないのにどこにも救いがないし、設定自体はとても魅力的で期待値が高かっただけにがっかりです。
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