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米中AI戦争の真実
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米中AI戦争の真実

深田萌絵(著者)

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米中AI戦争の真実

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 育鵬社/扶桑社
発売年月日 2019/12/18
JAN 9784594083878

米中AI戦争の真実

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商品レビュー

3.8

5件のお客様レビュー

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2024/10/26

前回著者の本が面白かったから、他のも読んでみようと本書を手に取った。 今回は切り口が中途半端であまり前回ほどの新鮮さがなかった。 気づきとしては ・中国はAIを駆使して、世界中にネットワークを駆使して情報把握しようとしている ・日本政府はあまりに脆弱な対応しかとれていない ...

前回著者の本が面白かったから、他のも読んでみようと本書を手に取った。 今回は切り口が中途半端であまり前回ほどの新鮮さがなかった。 気づきとしては ・中国はAIを駆使して、世界中にネットワークを駆使して情報把握しようとしている ・日本政府はあまりに脆弱な対応しかとれていない 他の本を再度読んでみて、著者の評価を見極めたい

Posted by ブクログ

2023/06/21

人民解放軍のグレートファイヤーウォール、米国のPRISM計画等々、超監視社会が誕生する背景を的確にえぐっていると思います。 思えば10数年前までは日本だって監視カメラがあるのが気持ち悪かったのに、いまや監視カメラやドライブレコーダーが無い方が不安を覚える社会になりましたね… ただ...

人民解放軍のグレートファイヤーウォール、米国のPRISM計画等々、超監視社会が誕生する背景を的確にえぐっていると思います。 思えば10数年前までは日本だって監視カメラがあるのが気持ち悪かったのに、いまや監視カメラやドライブレコーダーが無い方が不安を覚える社会になりましたね… ただ著者自身が対人民解放軍の強烈な体験をされていて、それが随所に出てきて主観的に語り始めるので、果たして語られている内容が真実なのかどうか疑わしく感じてしまう場面が多々ありました(心情的には信じたいのですが…)。 従って、もう少し他の著書や、別の著者の同テーマの本にも目を通さないと正確な評価が難しいという印象を持ちました。

Posted by ブクログ

2021/04/05

AIの仕組みや技術は補足レベルで紙面を省エネし、AIが及ぼし得る政治や国際情勢、果ては生活への影響が(背筋が凍るほど?)丁寧に記載されている。政治的な背景やニュースで取り上げられていない世界の裏側で起きていると思われることについて、著者の説明の真偽を見極めるレベルにないのが正直な...

AIの仕組みや技術は補足レベルで紙面を省エネし、AIが及ぼし得る政治や国際情勢、果ては生活への影響が(背筋が凍るほど?)丁寧に記載されている。政治的な背景やニュースで取り上げられていない世界の裏側で起きていると思われることについて、著者の説明の真偽を見極めるレベルにないのが正直なところだが、著者が記載することにはしっかりと危機感を抱く程には十分な指摘の鋭さや理路整然さを感じた。技術的、学術的な部分は例え話を取り入れて分かりやすく、政治やビジネス的な影響については、それぞれの利害を明らかにしながら合理的なストーリーを構成する。著者自身が被害を受けたFに係る事件は、冒頭「本当にこんなことってあるのか?」とも思えるが、そこに記述された偽装工作や裏にいる組織との関係性、社会的に存在を消さんとする手立て等は、もはや日常レベルで産業スパイ(或いはもっと危険な組織)が紛れ込んでいる可能性を実感する。自分の携わっている業務が、今の世界情勢、果ては次世代の社会にどう影響し得るのか、そのために自分は何をしないといけないのか、真剣に考える必要があると感じた。 後、最後のパートで紹介されている、AIを超えるHIを身につけるための心構えについては、著者の幅広い教養や生きていく上での謙虚な姿勢が伺える。多くの点で共感するとともに、微力ではあるけれど、同じ時代を過ごす一社会人として、大人として、人間らしい生活を多くの人が享受できるよう貢献していきたいと思った。 以下、参考となった点のメモ。 ◆「シンギュラリティ」とは? 人工知能と人間知能のレベルがイコールになる日。2045年を良そう。 (米未来学者レイ・カーツワイル) ◆米中デジタル冷戦の変遷 ・「ムーアの法則の終焉」がトリガー ※ゴードン・ムーア(インテルの創業者)「半導体は微細化で18ヶ月で2倍のパフォーマンスに達する」 ・中国による半導体技術のキャッチアップ(日本からの技術コピー) ・5G通信:中国製5G通信基地局の世界的頒布→中国諜報インフラの確立 ・AI:集積されたデータの解析 ◆中国による「監視」と「情報統制」 ・インターネットによる情報拡散の加速化→「国家」概念の緩い中国人はビジネスチャンスを求めて海外に。資本主義国で経済力をつけた中国人が中国共産党に脅威を与える可能性もあり。 ・「言論のコンバージェント」 :国内監視と国外での工作による情報操作で国内外の情報を統制し、ユーザの潜在意識に干渉する。 ◆グレート・ファイアウォール(GFW)中国防火長城 :インターネット検閲システムの総称。1998年ごろには導入。 :計画時に鄧小平の命令で創業した通信インフラ業者の技術向上も求められた。  →大唐、巨龍、中興(ZTE)、華為(ファーウェイ)での国内競争  →生き残ったZTE/ファーウェイがGFW計画に参画。 ・GFWインフラ:曙光(中国科学院(中国国務院系の研究機関)の傘下)製サーバー、ファーウェイ製の基地局) 「一帯一路」下での中国製海底ケーブルの世界的敷設の始まり。 ◆サイバー犯罪が解決できない主な要因 :法律的な制約が多い。 (例)ルーティング経路が県をまたぐ度に通過したサーバーが所在する警察に管轄が移動。海外だと捜査に関する協定があるか、犯罪人引渡に関する協定があるか等の確認。英語ができないという実務上の課題も・・・。 ※Torサーバーなりすまし:IPアドレスの偽装で利用 米海軍調査研究所が開発。DARPA(米国国防高等研究所)の支援を受けて完成。 ◆AIに勝るHI(人間知能)の身につけ方 ・本の読み方:1つのテーマに対して最低3冊。1冊は中立的な解説本、1冊は賛成派、もう1冊は反対派。 ・データは時系列、時間ごとのデータの変化の意味を考える。 ・大量の情報に触れることより矛盾しない論理構成を考える。 ・ジャンルにとらわれずに古典や名著を読み、リテラシーを身につける。 ・文書の意味を理解して事実関係を検証する。 ・文章内の情報を、物事の基本的な仕組みと照らし合わせる。 ・事象を時系列で追いかけ、変化に隠されたストーリーを読み解く。 ・因果関係を明確にする。 ・ニュースを読むときは語られていない最大の受益者をまず探す。 ◆超自我を守り抜く ・心理学用語。自我に善悪の価値観を与えて自分の行動を制約する。 ・「お天道様の下を歩けるのか?」 ・人間は自分たちを超越した存在、神や自然をリスペクトシテ生きていくことが知能を守る最後の砦。 ・エンジニアリングは、自然と人間とのインターフェイス。自然の力を人間界でお借りしているだけ。 ・そう考えると、人間はこの自然を何一つ理解できないという謙虚な気持ちになれる。

Posted by ブクログ

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