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喧騒の夜想曲 最新ベスト・ミステリー
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 光文社 |
発売年月日 | 2019/12/18 |
JAN | 9784334913274 |
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喧騒の夜想曲 最新ベスト・ミステリー
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商品レビュー
3.3
7件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2016~2018年の作品。割と最近なのでほとんどの作家さんは知っていた。前川裕だけ初読み。面白かった。結構好きなタイプ。探して読んでみようか。また読みたい本が増える。芦沢央「春の作り方」、近藤史恵「シャルロットと猛犬」、米澤穂信「守株」は読んだことあるやつ。好きな作家さんだもの。東山彰良「追われる男」はハード過ぎてよく分かんない感じ。これがあの有象くん無象くんを書いた人と同じとは。
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「守株」米澤穂信(初出『小説新潮』2018年7月号) これはどよ~んとした作品。松本清張の雰囲気をちょっと感じた。 新居を買って新しく越してきた私。山の斜面の下にあるゴミ出し場所。その斜面の上にはずっと消火器がおいてあり危ないので取ろうと試みたが、間もなく転勤命令が来て単身赴任...
「守株」米澤穂信(初出『小説新潮』2018年7月号) これはどよ~んとした作品。松本清張の雰囲気をちょっと感じた。 新居を買って新しく越してきた私。山の斜面の下にあるゴミ出し場所。その斜面の上にはずっと消火器がおいてあり危ないので取ろうと試みたが、間もなく転勤命令が来て単身赴任となった。が、その間に第二子が誕生。長男には斜面の下では遊ぶなと強く禁じたが、次男には云わなかった・・ 題名の「守株」は故事で、兎が切株に当たって死ぬのを見た農民が、再現を期待して見張ったものの無駄だった、というもの。韓非子(かんぴし)の「五蠹(ごと)」にある。 編纂委員の円堂都司昭氏が前書きで、江戸川乱歩が先行文献を参照して分類した探偵小説の「動機」について紹介している。これがなるほどとおもしろい。 1.感情の犯罪(恋愛、怨恨、復讐、優越感、劣等感、逃避、利他) 2.利欲の犯罪(物欲、遺産問題、自己保全、秘密保持) 3.異常心理の犯罪(殺人狂、変態心理、犯罪のための犯罪、遊戯犯罪) 4.信念の犯罪(思想、政治、宗教などの信念にもとづく犯罪、迷信による犯罪) 著名な作品にしばしば用いられてきた動機は、1の自己の優越を証明するための犯罪と、逆に自分の持つ劣等感に対して復讐する犯罪、だとしている。 2019.12.30初版第1刷 図書館
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ミステリ。短編集。 粒揃い。 個人的ベストは、深緑野分「見張り塔」。この一作だけ世界観が明らかに違う。新鮮。 他、好みの作品は、芦沢央「春の作り方」、近藤史恵「シャルロットと猛犬」、長岡弘樹「巨鳥の声」。
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