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清く貧しく美しく
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清く貧しく美しく

石田衣良(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2019/12/18
JAN 9784104595075

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商品レビュー

3.3

44件のお客様レビュー

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2024/10/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

よかった! 同世代なので共感できる。優しくて弱くて少しずるいのがいい人間なのかもしれないと思います。 日菜子の新しい男に揺れる心はアラサーなら皆経験するだろうな…リアルです。 でも日菜子みたいに自分の弱さや内気加減を自覚してる人が子供3人ほしいとか言うかなぁ?そこだけは変だと思った。それが体だけは丈夫な人の考えなのか? 良かったところ引用↓ 『一枚の天然木でできた扉のように広い背中にもたれているのが日菜子には心地よかった』…う、すてきな表現です…石田衣良さんさすが。 『すぐ近くにいる人が、自分のことを尊敬してくれて、日々いいね、素敵だねと言ってくれる。それが社会の暗い陰でなく、太陽を向いて生きていくためにどれだけのちからになってくれることか。 人を憎み、批判するときはあれほどの熱量を浪費するくせに、ともに暮らし愛する人を褒めるときには、一言の表現さえ節約するのが、今という時代なのだ』 『世の中には勝つために生きている人がいる。得をするために生きている人もいる。けれど日菜子は負けるために生きていた。いや、それは正確ではない。負けても堂々と胸を張れる人生を生きたいと願っていた。 それが勝ち負けと損得の世界の外側に自然に立つことになると、自分では理解していなかった。けれどこの世界の決まりごとからはずれて、日菜子は静かに生きたかった』

Posted by ブクログ

2023/09/27

女心は分からない。 堅志が何をそんなに恐れるのかも分からない。 一つだけ分かるのは、単純な「勝ち組」「負け組」で人生の幸せは計れないって事。 闇雲に上を目指して精神を病んだから、そこは痛いほどよく分かる。 ハッピーエンドで良かった。 現実はそんなに甘くないが。

Posted by ブクログ

2023/06/13

幸せや価値観は、人それぞれ。 目標に向かい、頑張るのも素晴らしいし、何気ない日常に幸せを感じるのもいい。失くして分かることもある。 じわじわきてます。

Posted by ブクログ

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