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LEADERS 部下を持ったら知っておきたい「最先端リーダー論」
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 日経BP |
発売年月日 | 2019/12/13 |
JAN | 9784822288587 |
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LEADERS
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元米軍司令官のマクリスタルが描くリーダー像。 軍人だけに指示命令型のリーダーシップの進化系みたいな話かと思うと、そうではない。 プルタルコスの英雄伝ふうに、リーダーを2人づつ比べながら、リーダーシップについて探求をしていく。その最初は(なぜか一人しかでてこない)、南軍のリー将...
元米軍司令官のマクリスタルが描くリーダー像。 軍人だけに指示命令型のリーダーシップの進化系みたいな話かと思うと、そうではない。 プルタルコスの英雄伝ふうに、リーダーを2人づつ比べながら、リーダーシップについて探求をしていく。その最初は(なぜか一人しかでてこない)、南軍のリー将軍。負けた側の将軍なのだが、リーダーとしては、アメリカの軍関係では尊敬され続けていたようなのだが、イラクで戦っていたマクリスタルは、そのリーダーとしてのあり方に疑問を抱き始める。 そういう問題意識をベースに、いろいろな人が取り上げられて、こう言う資質や行動がリーダーにとって必要みたいな法則はないということを示していく。 そこまでであれば、従来のリーダーシップ論における条件適合理論と一緒じゃないかと思うのだが、読み進めると、マクリスタル将軍はそこで止まらすコンテキストとか、関係性、象徴作用の重要性というところに着地する。 一見、条件適合理論と似ているようにも思えるのだが、条件適合理論では、条件によってリーダーとして必要な「行動」が違うという行動主義(条件→行動)の範疇にいるのと比較すると、その違いは明らかである。 つまり、個人主義、行動主義的なリーダーシップ論から、関係性、言語・認知、つまりナラティヴ・アプローチに近接しているわけだ。 マクリスタル恐るべし、だな〜。 そして、もっとも過酷で、VUCAな状況のなか機能する、生き残ったリーダーシップ論が、しばしば「理論的すぎる」と批判されるナラティヴ・アプローチに近づいているというのはとても興味深いことだ。
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LEADERS(リーダーズ) スタンリー・マクリスタルほか著 時空超え英雄たちの姿追う 2020/1/25付 日本経済新聞 朝刊 鄭和からルター、アインシュタイン、ココ・シャネルまで時空を超えて「リーダーとは何か」を考察した力作。マクリスタル氏はアフガン戦争で米陸軍司令官を務め...
LEADERS(リーダーズ) スタンリー・マクリスタルほか著 時空超え英雄たちの姿追う 2020/1/25付 日本経済新聞 朝刊 鄭和からルター、アインシュタイン、ココ・シャネルまで時空を超えて「リーダーとは何か」を考察した力作。マクリスタル氏はアフガン戦争で米陸軍司令官を務めた制服組の退役軍人だ。 幼少期に母親が読んでくれた歴史絵巻が下地にあるという。アテネ、スパルタのペロポネソス戦争などを「ハリー・ポッター」のようにわくわくさせる筆致で面白く描くことに成功しており、軍人によるわかりやすい、だが、一風変わったリーダー論として興味深い。 例えば、「英雄」のサブタイトルとともに登場する鄭和は中国・明代に宦官(かんがん)として皇帝に仕え、その後探検家として名を残す人物だ。為政者や権力者ではなかったが、それでも現代のサッカー場より巨大な「宝船」を従えて東南アジアからアフリカへと遠征したといわれ、ある種皇帝より中国人からは英雄視もされる。 注目したのが習近平・中国国家主席だった、と本書は書く。一帯一路の立ち上げに際して演説に鄭和の偉業を織り込み、国威の発揚を狙った。残された記録だと鄭和は人間としてあり得ないほどの体躯(たいく)の持ち主とされ、神格化された面もあった。だが、状況に応じ、時代は英雄を必要とするものなのだ、ということが各章のエピソードからは伝わる。月沢李歌子訳。(日経BP・2300円)
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著名人の伝記(一部には、伝記と称するに不適切な人物もいるが)としては、面白く読めた本であった。 ディズニー、シャネルなど名前は知っているけど、半生やビジネス面での歩みなど詳細はよく知らなかった内容など非常に面白く読めた。厚さの割にすらすら読めたのは、翻訳者の力量に依るところも大き...
著名人の伝記(一部には、伝記と称するに不適切な人物もいるが)としては、面白く読めた本であった。 ディズニー、シャネルなど名前は知っているけど、半生やビジネス面での歩みなど詳細はよく知らなかった内容など非常に面白く読めた。厚さの割にすらすら読めたのは、翻訳者の力量に依るところも大きいと思う。 ただ最後のまとめとなる『リーダーシップ論〜リーダーシップとはなんぞや?』のところが、まとまりに欠け、消化不良の感があったと思う。
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