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心にとって時間とは何か 講談社現代新書2555
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2019/12/11 |
JAN | 9784065180228 |
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心にとって時間とは何か
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1. 時間の認識 - 時間の流れ: 人間はどのように「今」を認識し、過去や未来との関係を理解するのかを考察。 - 知覚の錯覚: 心の中での時間の流れに関する錯覚について、具体的な実例を挙げて説明。 2. 自由意志の問題 - リベットの実験: 自由意志が脳内の活動よりも遅れて現れ...
1. 時間の認識 - 時間の流れ: 人間はどのように「今」を認識し、過去や未来との関係を理解するのかを考察。 - 知覚の錯覚: 心の中での時間の流れに関する錯覚について、具体的な実例を挙げて説明。 2. 自由意志の問題 - リベットの実験: 自由意志が脳内の活動よりも遅れて現れるという実験結果を踏まえ、自由意志の存在についての哲学的な議論を展開。 - 行為者の責任: 行為が脳の産物であるなら、行為者に責任を負わせることはどのような意味を持つのか。 3. 記憶のメカニズム - エピソード記憶: 人間が過去の出来事をどのように記憶するのか、そのメカニズムを探討。 - 動物との比較: エピソード記憶を持つのは人間だけではないという研究結果を示し、記憶の定義や境界について考察。 4. 時間と責任 - 未来の予測: 現在の行為が未来に与える影響と、それに基づく責任の所在について議論。 - 倫理的視点: 自由意志の否定が倫理的な責任にどのように影響するのかを考察する。 5. 時間の流れと心理的現象 - バーバーボール説: 知覚の流れに関連する時間の動きについて、視覚的な錯覚を用いて説明。 - フッサールの哲学: 「今」の意識と時間の系列がどのように構成されるのかを分析。 6. 科学と哲学の対話 - 科学的知見と哲学的解釈: 自由意志に関する実験結果が哲学的議論にどのように反映されるかを考察。 - 不確実性と確証: 科学的実験に基づく自由意志の否定に対する哲学的反論を示す。 結論 本書は、時間、自由意志、記憶に関する深い洞察を提供し、これらのテーマがどのように相互に関連しているかを明らかにしている。著者は、時間に対する人間の理解がどのように形成され、またそれが倫理的責任や行動にどのように影響を与えるのかという複雑な問題を探求している。
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これまで一度も考えたことのない見方をいくつも教えてもらった。 無理にそれらしい結論をつけずわからない部分はわからないまま書かれていたのが、(多少読みづらさやもやもやを抱えることにはなったが、)読者を信用してくれているようで好印象だった。 正直最後の〈不死〉の章はいまいち理解が追い...
これまで一度も考えたことのない見方をいくつも教えてもらった。 無理にそれらしい結論をつけずわからない部分はわからないまま書かれていたのが、(多少読みづらさやもやもやを抱えることにはなったが、)読者を信用してくれているようで好印象だった。 正直最後の〈不死〉の章はいまいち理解が追いついていないが、塵理論はおもしろい考え方だと思った。
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素晴らしい本と感じた。 研究手法についての考察や物事の思考過程と思考実験に際しての洞察、参考文献など食い入るように読んでしまった。 何度も繰り返し読みたい本でした。 特に責任について、現在について、不死についてがもっとも読んでいてハマってしまった章でした。
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