老いてこそデジタルを。

若宮正子(著者)

• 販売会社／発売会社: 1万年堂出版
• 発売年月日: 2019/12/06
• JAN: 9784866260532

商品レビュー

2024/04/17

CMでみかけてた若宮さんの本ということで読んでみた。
優しく話しかけるような文章で、わかりやすくシニアに向けてデジタルを説明している。これ、よくあるスマホ入門みたいな雑誌よりずっとわかりやすいと思う。
サギなどに騙されない注意点も載っている。
エクセルを使った刺繍、こういうもので緻密な絵を書く人っているだろうなあ。

政府に働きかけをしたり、海外視察にも行ってるようで、昭和10年生まれ。素晴らしい。
たしかに、衰えた部分を補えるという点で、デジタルはシニア向けの技術でもあると思う。行政で、もっと広く啓蒙してほしい。
知らないものは怖いし不安だから、気軽に手にとっていじってみられるといいのにね。
それと、ショップ店員さんも、シニアには面倒くさそうに話してる気がする。たぶん説明に時間かかるからじゃないかな。
一般の顧客とはブースを分けたらいいのではないか。シニア専門の相談員がいたらいいよね。若者は設定も自分でできるからショップに行かなくてもすむ。対面のショップが必要なのはシニアだと思う。人口からしてもシニアをターゲットにするのはアリだと思う。
ほけんの窓口みたいに、キャリア垣根をとったスマホの窓口があればいいと思うし、そういうのを市役所内に作れば安心感もあって行きやすいと思う。（スマホ教室とは違う。あれは日時や内容が決まってる）

この本は、デジタル入門書としても良いし、
若宮さんの生き方そのものが、理想のセンパイ像でもあると思う。好奇心おもむくまま、ハツラツと生きていきたいな。

2020/09/12

コンピューターが、大きな部屋で、洋服の塵を払い、靴を脱いで入らなかったら、駄目であった時代から・・・・
エンドレステープを使用し、それを、数字などに置き換えていた時代から、考えると、夢の様な文明で開発である。
・・・なんて、ここで、書いていたら、どんなけ、古い時代を生きてきたのだろうと、思うだろう。（笑）

この作者若宮正子氏も、三菱銀行ヘ入行された時代を考えると、計算は、ソロバンの時代だったのかも・・・？？？と、思われるが・・・・

しかし、素晴らしい。
何事にも興味を持たれて、自分で、どうなっているのか？？と、考えるにことに重点を置いて、自分をより高い所へと、引き出している。
そして、普通のパソコンなどの説明より、わかり易い言葉で、説明されている。

それに引き換え、自分は、パソコンを手にしたのも、、、ずっと昔なのに、進歩無しである。
そして、携帯も、未だガラケー。
やっと、スマホに替えるべきか？？？？と思案してる昨今である。
２026年には、ガラケーも無くなるそうである。
そう思っていたのに、ドコモ口座の不正が、・・・と、ニュースで行われていた。

現金よりもキャッシュレスへ・・・・このコロナで、加速をつけるように、キャッシュレス化が、行われるようになった。
スマホ決済の方が、便利と、思っていたのだが、・・・・
ドコモ口座では、出鼻をくじかれた思いである。

誰かと、繋がっていたい。
自分のメモとして・・・・記憶の整理にも・・・・と、思われる方も多いだろう。

でも、電車に乗車すると、老若男女、ゲームをしている人ばかり。

でも、この本を読んでいて、エクセルで手芸も出来るのは、いいな～と、思ってしまった。

作者の向上心は、凄い！
足元に及びはしないけど、、、、この本で、少しやる気が出来た感じがする。