1,800円以上の注文で送料無料

コア・テキスト組織学習 ライブラリ経営学コア・テキスト5
  • 中古
  • 書籍
  • 書籍

コア・テキスト組織学習 ライブラリ経営学コア・テキスト5

安藤史江(著者)

追加する に追加する

コア・テキスト組織学習 ライブラリ経営学コア・テキスト5

定価 ¥2,860

1,980 定価より880円(30%)おトク

獲得ポイント18P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新世社/サイエンス社
発売年月日 2019/12/01
JAN 9784883843022

コア・テキスト組織学習

¥1,980

商品レビュー

4.5

2件のお客様レビュー

レビューを投稿

2024/04/09

 「学習環境のデザイン」などで馴染みはありつつも、いまいち全体感が見えないこのジャンルの解説本。  この本の良いところは、「なぜ組織学習研究をやるのか」についての言及が充実していることにある。ビジネスを起点に行くと学習=善であるが、負の学習もある。どの時間軸で「成果」をとらえる...

 「学習環境のデザイン」などで馴染みはありつつも、いまいち全体感が見えないこのジャンルの解説本。  この本の良いところは、「なぜ組織学習研究をやるのか」についての言及が充実していることにある。ビジネスを起点に行くと学習=善であるが、負の学習もある。どの時間軸で「成果」をとらえるか、という問題もある(短期的な成功が長期的な没落を準備する、など)。「目標達成/未達」と「(哲学的な)成功/失敗」とは区別した方がよさそうというのも感じたところ。  ①近時のホットワードである「両利きの経営」に至るまでの議論の経緯が分かった。これはまさに視点の長短の話。  ②組織の成功を議論するためにはその外部環境の分析が必要で、組織群研究?のような領域も期待されることが分かった。これも何をもって成功とするか、という話。  ③著者は価値自由的に研究史を書こうとしているが、何に価値を置いてそうしようとしているのかは不明。  ①~③は、考えれば考えるほど、そもそも何を価値と認めるのかという話になってくる。著者も実際、組織学習論の変化を「哲学や宗教などの色が強い方向に変質しつつあると捉える研究者もいます(237)」と書いている。  経営学や社会学のテキストに出てくる「学ぶ意義」とやらが、教科書的で(じじつ教科書なのですが)つまらんかった記憶しかないのとは、対照的。考えさせられる。

Posted by ブクログ

2020/03/05

コンサルなどが取り上げるトピックや概念が、研究全体の中でどこに位置付けられるのか、かなり部分的なものに過ぎないことを、感じさせる。部分と部分をつなげる助けになる。

Posted by ブクログ

関連ワードから探す