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出家への道 苦の果てに出逢ったタイ仏教 幻冬舎新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 幻冬舎 |
発売年月日 | 2019/11/28 |
JAN | 9784344985780 |
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出家への道
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出家への道
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出家したタイの僧侶の日常といったものを期待していたが、タイの仏教については、受具足戒というらしいが出家に際しての儀式に絡めて若干の戒律について説明があるだけで、あとは文字どおり著者の「出家への道」であった。著者は笹倉明という直木賞作家で、本が売れてそれなりに羽振りの良い時期もあっ...
出家したタイの僧侶の日常といったものを期待していたが、タイの仏教については、受具足戒というらしいが出家に際しての儀式に絡めて若干の戒律について説明があるだけで、あとは文字どおり著者の「出家への道」であった。著者は笹倉明という直木賞作家で、本が売れてそれなりに羽振りの良い時期もあったようだが、作品が売れなかったり、事業をやって失敗したり、また、私生活でも色々あって、タイに移住し、最終的に出家することとなった。その間の著者の半生を反省と、それから戦後のベビーブーム世代の一人として感じる日本の社会環境の振返りとともに語っている。たしかに、出家に至る過程という半生記で、普通の人よりは波乱に富んでいるが、それが新書に適当かというと疑問がある。むしろ、冒頭に記したように、タイ仏教、特に小乗仏教が日本で馴染み深い大乗仏教とどう違うのかといった仏教についての解説などを読みたかった。
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