1,800円以上の注文で送料無料

まがったキュウリ 鈴木俊隆の生涯と禅の教え
  • 中古
  • 書籍
  • 書籍

まがったキュウリ 鈴木俊隆の生涯と禅の教え

ディヴィッド・チャドウィック(著者), 浅岡定義(訳者), 藤田一照(訳者)

追加する に追加する

まがったキュウリ 鈴木俊隆の生涯と禅の教え

定価 ¥4,950

4,070 定価より880円(17%)おトク

獲得ポイント37P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 サンガ
発売年月日 2019/12/01
JAN 9784865641424

まがったキュウリ

¥4,070

商品レビュー

0

2件のお客様レビュー

レビューを投稿

2020/05/16

1960年代のアメリカに坐禅をもたらし、多くの著名人に多大な影響を与えた鈴木俊隆老師。 生い立ちから渡米、アメリカでの活動と生活、そして遷化までを綴った評伝。 鈴木大拙は有名ですが、もう一人の鈴木である鈴木俊隆は、日本ではほとんど知られていません。 今日の禅ブームの基礎を築いた鈴...

1960年代のアメリカに坐禅をもたらし、多くの著名人に多大な影響を与えた鈴木俊隆老師。 生い立ちから渡米、アメリカでの活動と生活、そして遷化までを綴った評伝。 鈴木大拙は有名ですが、もう一人の鈴木である鈴木俊隆は、日本ではほとんど知られていません。 今日の禅ブームの基礎を築いた鈴木禅師の一生が描かれます。 真の宗教は 効用を求めることでは得られません。 それは物質的な意味で何かを得ようとする方法です。 精神的な事柄に役立つ方法は、全くこれと異なります。 精神的なことを語ることすら、実際には精神的ではなく一種の代替物に他ならないのです。 ー 297ページ

Posted by ブクログ

2020/01/21

1960年代にアメリカに渡ってサンフランシスコ禅センターを設立し、西海岸で坐禅とともに禅の教えを広めて、曹洞宗の海外布教第一人者と言われている鈴木俊隆(しゅんりゅう)師(1904~71)。 故スティーブ・ジョブズ氏をはじめとして今なお多くの人々に大きな影響を与えており、国内より...

1960年代にアメリカに渡ってサンフランシスコ禅センターを設立し、西海岸で坐禅とともに禅の教えを広めて、曹洞宗の海外布教第一人者と言われている鈴木俊隆(しゅんりゅう)師(1904~71)。 故スティーブ・ジョブズ氏をはじめとして今なお多くの人々に大きな影響を与えており、国内よりも海外で偉大な精神的指導者と尊敬されています。 ところが、小柄で病弱だった幼少期には、師匠から「へぼきゅうり」と呼ばれていたのだそう。 この本は、そのあだ名を英語にした「Crooked Cucumber」がタイトルの、師の伝記です。 禅学者・鈴木大拙氏と同じ苗字の師は「小さな鈴木」と名乗っていたとのことで、このタイトルもそうした本人の謙遜からとられたものでしょう。 しかし、二段組み印刷でページ総数482ページもの分厚さになった師の伝記には、収めきれない様々なことが収録されています。 俊隆師が亡くなってからもうすぐ半世紀になろうとしていますが、代表的著書「Zen Mind、Biginner’s Mind(和タイトル:禅マインドビギナーズ・マインド)」は世界24ヶ国語に翻訳されている、世界で最も読まれている禅の入門書。 師の教えは今なおアメリカ、そして世界に広まっています。 この本「Crooked Cucumber: The Life and Zen Teaching of Shunryu Suzuki by David Chadwick」は、鈴木俊隆の直弟子だったDavid Chadwick(デイヴィッド・チャドウィック)氏の著書。 師の日本での修業の時代からアメリカに渡ってからの指導の時代を軸とした生涯について書き記した詳細な記録は、ひいてはアメリカでの禅の歴史を語ることにも繋がっています。 訳者の浅岡定義氏は、師に禅を教わったことがある人。 じっくりと師の人生に向き合っています。 12年半の間、アメリカで禅の布教に努めた師は、仏教がアメリカで盛んになることを願っていました。 仏教徒に帰依したスティーブ・ジョブズ氏の傾倒ぶりを見るに、生き馬の目を抜くような熾烈な資本産業競争の渦中にある、シリコンバレーの経営者たちのメンタリティを支えているのは、真逆にあるような師の説く禅思想かもしれないと思われます。 日本人には肌感覚でなじみのある「すべては変化する」「何も持たずに生きる」という仏教思想を、どのようにアメリカで伝えていったのか。 どのような苦労の末に、受け入れられるようになったのか。 いかにして、マインドフルネスの源流が生まれていったのか。 それが語られている、分厚い本。 道しるべのように、本文中に時折師の言葉が登場します。

Posted by ブクログ

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品