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8050問題 中高年ひきこもり、7つの家族の再生物語
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8050問題 中高年ひきこもり、7つの家族の再生物語

黒川祥子(著者)

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8050問題 中高年ひきこもり、7つの家族の再生物語

定価 ¥1,650

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2019/11/26
JAN 9784087816822

8050問題

¥220

商品レビュー

3.6

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2024/07/23

 林真理子さんの「小説8050」を読んで、じゃ実際はどうなのか…と、この作品を手にしました。「8050問題」とは、80代の親が50代のひきこもりの子を抱えている家庭から派生する問題のことです。    それぞれの家庭には、父や母の抑圧、家庭内暴力、無関心、共依存、教育及び心理的虐待...

 林真理子さんの「小説8050」を読んで、じゃ実際はどうなのか…と、この作品を手にしました。「8050問題」とは、80代の親が50代のひきこもりの子を抱えている家庭から派生する問題のことです。    それぞれの家庭には、父や母の抑圧、家庭内暴力、無関心、共依存、教育及び心理的虐待、過干渉などの問題があり、その上、外部に対して閉じてしまう傾向にあった…。親が働けている時とはまた異なり、病気や介護の問題、年金の問題も…読んでいてひたすら苦しかったです。  でも支援者は、「安心してひきこもれる社会」が大事だと説きます。支援のゴールは「自分が生きたいようにいきること」…ひきこもりの状況を無理に矯正するのではなく、医師の中村哲さんの言葉をかりて「今、何ができるかではなく、今、何をしなければならないかを知ることが大切なのだ」と…。  長い経過があって家庭内の確執もあって、即効性のある支援に必ずしもつながるわけではないし、まだ表に出ていない「8050問題」を抱えている予備軍的な家庭もあったりします。まずは、気付ける私になれればと思っています。

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2022/12/09

著者、黒川祥子さん、どのような方かというと、紹介記事には次のように書かれています。 ---引用開始 ノンフィクション作家。1959年福島県生まれ。東京女子大学卒業後、弁護士秘書、ヤクルトレディ、業界紙記者などを経てフリーランスとなる。おもに事件や家族の問題を中心に執筆活動を行...

著者、黒川祥子さん、どのような方かというと、紹介記事には次のように書かれています。 ---引用開始 ノンフィクション作家。1959年福島県生まれ。東京女子大学卒業後、弁護士秘書、ヤクルトレディ、業界紙記者などを経てフリーランスとなる。おもに事件や家族の問題を中心に執筆活動を行っている。 ---引用終了 で、本作の内容は、次のとおり。 ---引用開始 推計61万3千人。深き苦悩を見つめた、 希望と救いのノンフィクション。 「8050問題」とは、80代の親が50代のひきこもりの子を抱えている家庭、そしてそこから派生する問題を指す。 1990年代後半から顕在化してきた若者のひきこもり問題が、解決せぬまま長期化。 親が高齢者になるとともに当事者が中高年に達し、今、深刻な社会問題として浮上してきている。 本書では「8050問題」の根源には「家族の機能不全」があると捉え、当事者や家族、支援者に密着取材。 その現状や心理をリアルに描写する。彼らはどこでつまずき、何によって光を見出したのか。 その格闘の姿を伝える、希望と救いのノンフィクション。 ---引用終了 「8050問題」の名付け親が気になるところ。 どうやら、大阪府豊中市社会福祉協議会所属のコミュニティ・ソーシャルワーカー勝部麗子さん? ●2024年2月15日、追記。 林真理子さんの『小説8050』(新潮社)では、本作を主要参考文献として挙げています。

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2022/03/05

2019年3月に内閣府が発表した調査結果では、15〜39歳の引きこもりが54万1,000人、40〜64歳が61万3,000人いるという。65歳以上の調査報告はないが、間違いなく何万人といるのだろう。愛着なく、又は異常な愛着の元で育てられた人間の末路である。 この100万人を越える...

2019年3月に内閣府が発表した調査結果では、15〜39歳の引きこもりが54万1,000人、40〜64歳が61万3,000人いるという。65歳以上の調査報告はないが、間違いなく何万人といるのだろう。愛着なく、又は異常な愛着の元で育てられた人間の末路である。 この100万人を越える人たちを一人でも救うすべはあるのだろうか?

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