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巡査長 真行寺弘道 エージェント 中公文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2019/11/21 |
JAN | 9784122067967 |
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巡査長 真行寺弘道 エージェント
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巡査長真行寺弘道シリーズ第四弾。 「令和」初の衆参同時選挙で自民党から離党した2世議員(小泉進次郎を思わせる)の立ち上げた新党が議席を伸ばす。その選挙結果を巡って起こった居酒屋での暴力事件。その被害者が翌日、痴漢の疑いをかけられたまま線路に突き落とされ轢死する。 黒木からのメッ...
巡査長真行寺弘道シリーズ第四弾。 「令和」初の衆参同時選挙で自民党から離党した2世議員(小泉進次郎を思わせる)の立ち上げた新党が議席を伸ばす。その選挙結果を巡って起こった居酒屋での暴力事件。その被害者が翌日、痴漢の疑いをかけられたまま線路に突き落とされ轢死する。 黒木からのメッセージを受け、この事件を調べ始めた真行寺は、次第にこの国を巻き込む大きな陰謀を知ることになる。。 今回も本来の事件はどうなったんだ?と言わずにはおれない程の脱線に継ぐ脱線。真実を知りたい病の真行寺はどんどん日本を取り巻く闇へと突き進んでいく。 それでも、今流行りのMMTの理論を経済音痴の私にもわかりやすく説明してくれる頃には最初の事件なんてもうどうでもよくなってくるのがこのシリーズの面白さ。 さりげなく社会に溶け込むロボット「オツレサン」の不気味さ。便利さの先にある危険。「すべては情報だ」という黒木の言葉が身につまされる。 今回の陰謀も、今や経済大国となった中国を見るとあながち荒唐無稽なことではなく薄寒くなる。 今回、真行寺は何も収穫なく捜査一課に帰っていくんだけど、それでも不承不承ながら庇おうとする水野課長の懐の深さ。普通なら許されないよね。 さて残るはあと1作。読みますか。
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8月-8。3.0点。 巡査長真行寺シリーズ。令和最初の総選挙、あるもめ事がきっかけで映画宣伝会社の社長が殺害される。 どんどんきな臭くなっていくストーリー。 相変わらず、広げた話を着地させるのが上手い。 次作も期待。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
新元号「令和」で衆参W選挙に打って出た安倍総理(小説の中では違う役名だが)。 散々安倍批判をした上で、直前に離党して令和新党を立ち上げた小泉進次郎(同前)が大勝。 一方の山本太郎は大したことなく。 主人公の真行寺巡査長は、投票日にサランの誕生日を森園と一緒に祝っていた。 そこでの酔っ払いのトラブルに巻き込まれたところから事件が始まる。 ボビーこと黒木も登場して、政界の暗部や、昨今話題のMMT、さらに米中確執の中で日本の立ち位置はどうなるのか? そんなスケールまで発展した怒涛の展開のシリーズ第4弾。 この作者は書いてて飽きちゃうのかねえ。 いつも最後の50頁くらいでバタバタっと物語を手仕舞っちゃうんだよねえ。 良い感じで楽しく読んできて、最後の最後で尻切れみたいな終わり方されると拍子抜けしてしまう。 読み終わった後は、あれ?何だっけ?みたいな感じ。でも面白かった。 読書って、自分を知る作業(?)でもあるんだな、と思った。 今回の一連の読書で自分の好みの主人公がわかった。 ずばり「賢人タイプ」、普段は昼行燈だったりしても仮説を持って何かしら行動して、上手く行かなくてもグジグジ悩まず、次の行動につなげる人物。 真行寺巡査長とか、戻り船の二ッ森伝二郎とか、許されざる者のヨハンソンとか、ジャック・リーチャーとか、隠蔽捜査シリーズの竜崎とか。 逆に嫌いなタイプはブルーバード、ブルーバードのダレン。読んでて辛い感じ。身につまされるみたいな。 あとジョー・ピケットも嫌いだな。なんでそんなに要領悪いんだよ! 前者は読んでて楽しい、時を忘れてサクサク読んでしまう。 でも後には残らない。あれ?どんな物語だったっけ?みたいな。 後者は読んでて、途中で嫌になってネットやYouTubeに逃げ込んでしまう。 でも読み終わって何年も覚えている。 どっちも読書としては楽しいのだけど、今回自分の嗜好が判明したことが面白かった。 さて、どんなストーリーだったっけ? 次行こう次! そういう意味で、一作目から読み直したいシリーズ。
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