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悪の脳科学 集英社新書
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 集英社 |
| 発売年月日 | 2019/11/15 |
| JAN | 9784087211009 |
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悪の脳科学
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商品レビュー
3.4
46件のお客様レビュー
タイトルだけでは全く分からないけど、悪=ココロの隙間を埋める笑ぅせぇるすまん喪黒福造の手口や、それによって破滅する人の心理が、脳科学や心理学の見地から解説された本。この本を通じて改めて何十年も前に描かれた笑ぅせぇるすまんの凄さ面白さに驚愕する。 考えてみれば、様々な形で喪黒福造...
タイトルだけでは全く分からないけど、悪=ココロの隙間を埋める笑ぅせぇるすまん喪黒福造の手口や、それによって破滅する人の心理が、脳科学や心理学の見地から解説された本。この本を通じて改めて何十年も前に描かれた笑ぅせぇるすまんの凄さ面白さに驚愕する。 考えてみれば、様々な形で喪黒福造がはびこる現代社会。「悪の脳科学」って何だ?それを使えば上手く人を騙せるのかも?という気持ちで手に取ったこの本に、自分は見事に騙された、学ばされたのかも知れない。 自分はかなりココロが強い、でもいつかそんなココロが折れる日が来るかも知れない。 自分は詐欺とか何となく見抜ける気がするけど、でもいつか騙される日が来るかも知れない。 今は幸せな自分はいつかある日、とんでもない苦難に合うかも知れない。 その処方箋としてこれからも本を読む。 全然関係ないけど、子供が観ている銭天堂は、コドモ版笑ぅせぇるすまんだと常々思う。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
悪の脳科学・中野信子 1. 読んだ感想・印象に残ったポイント 喪黒福造が脳科学や行動経済学の使い手では?という主張の本。 人は楽をしたがるし、意思は消耗する前提。 現代の環境は、原始時代から作られた人間の本来の設計とズレている。 喪黒福造は「守れそうで守れない約束」をさせる構造が、人間の弱さを突いていると感じた。 一見簡単でも、約束を破る前提の設計は意志の力が必要な設計。 2. 学びの共有 人は意思の力だけで行動をコントロールできない。 自制心は有限で、疲れるほど判断は崩れる。 そのため、行動は意思よりも環境や設計に大きく左右される。 また、人は短期的な欲求に引っ張られやすい。 3. 仕事に活かせること 意思に頼らず、環境や仕組みで行動をコントロールする。 無理な約束ではなく、「守れる設計」を意識する。 相手を動かすときも、意思ではなく状況設計で考える。 自分自身も、疲れている状態で重要な判断をしないようにする。 喪黒福造は心理学や行動経済学を活用しているのではないか?という切り口。 また人は楽をしたいし、意思は疲れですり減る、かつ原子の時代に最適化された肉体と現代文明は合わなくなっているという主張。 脳科学とまでいくと大袈裟かもだが。 相手からの承認を得た上で破れない約束をさせる、というのは喪黒福造の絶妙な点だと思った →一見無理難題に見えないのに、約束を破ってしまう設計
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著者は認知神経学者にして評論家だという。かつては「脳科学者」と称していたように記憶しているが、その違いは門外漢の私には判然としない。ただ、「テレビでよく見かける人」というのが率直な印象である。 テレビ出演となれば前後の拘束時間も長いはずだ。加えて大学教授として講義を持ち、研究や...
著者は認知神経学者にして評論家だという。かつては「脳科学者」と称していたように記憶しているが、その違いは門外漢の私には判然としない。ただ、「テレビでよく見かける人」というのが率直な印象である。 テレビ出演となれば前後の拘束時間も長いはずだ。加えて大学教授として講義を持ち、研究や学生指導にも追われる日々であろう。そうした多忙のなかで、よく執筆の時間を確保できるものだと感心していた。 しかし、本書を手に取ってその疑問は氷解した。率直に言って、書名の大仰さに比べて内容はあまりにも薄い。口述筆記ではないかと疑いたくなるほどである。 近年、売れそうな著者を見込んでは内容の精査もそこそこに書籍化する風潮が目立つ。本書もその一例ではないかという印象を拭えない。こうした姿勢は読者への誠意を欠くだけでなく、長い目で見れば出版社自身の信頼を損なうことにもつながるだろう。 内容についてさらに踏み込んで論じることもできるが、そこまでの意欲は湧かなかった。少なくとも、私がこの著者の本を再び手に取ることはないと思う。
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