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近衛文麿と日米開戦 内閣書記官長が残した『敗戦日本の内側』 祥伝社新書590
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 祥伝社 |
発売年月日 | 2019/11/01 |
JAN | 9784396115906 |
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近衛文麿と日米開戦
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商品レビュー
4.3
4件のお客様レビュー
近衛文麿と日米開戦 川田稔編 祥伝社 具体的な歴史資料に基づく 揺れ動く肌感のある日米開戦前後について 知ることができた
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近衛文麿とルーズベルトが会談してたら? ドイツがソ連に攻め込まなかったら? 外相が松岡じゃなかったら? そんな事を考えながら読んだ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
第二次、第三次近衛内閣という歴史的に枢要かつ重要な時期に内閣書記官長を務めた富田健二が、戦後に書いた手記の内、近衛内閣時代および大東亜戦争期の部分を収録した本である。 日本近代史において近衛文麿が果たした役割というのはマイナスのイメージが強いが、本書においては、近衛自身が意図していたものとは違った方向に事態が進んでいく場面もあり、この手記により近衛に対する評価をあらためて再検討する必要があると感じた。 解説は陸軍および昭和政治史に多くの論文や著作がある川田稔氏である。本書の1/5にわたって書かれた解説部分は、非常にわかりやすく纏められているだけでなく、既存の先行研究等も明記されているので、これから詳しく調べるには有用である。 富田が手記の中でしばしば指摘するのは、大東亜戦争に至った経緯について、単に軍部や当時の内閣等の責任だけではなく、政治家の責任も重大であった点である。これは私も驚きであった。 本書は、支那事変以降から敗戦までの政治的動向を調べている方にはぜひ読んでいただきたい。
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