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その証言、本当ですか? 刑事司法手続きの心理学
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 勁草書房 |
発売年月日 | 2019/10/29 |
JAN | 9784326251377 |
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その証言、本当ですか?
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商品レビュー
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1件のお客様レビュー
読んでいて本当に怖くなる。悪意がなくても、無実の人を犯人と認めてしまう様々なバイアスが挙げられている。目撃者、検察、本人、裁判官、陪審員、そのどれも。 DNA検査が利用できるようになって、いくらかの割合で死刑を免れた例が挙げられているが、それ以前は助からなかった人も多かったと思...
読んでいて本当に怖くなる。悪意がなくても、無実の人を犯人と認めてしまう様々なバイアスが挙げられている。目撃者、検察、本人、裁判官、陪審員、そのどれも。 DNA検査が利用できるようになって、いくらかの割合で死刑を免れた例が挙げられているが、それ以前は助からなかった人も多かったと思うし、現在も存在する。DNA検査の結果は無罪を示していても、それを証拠として採用しない場合もあるとの記載は、背筋が寒くなった。 「裁判官は正しい判断をしてくれる」というのは、少なくない割合で裏切られると思ったほうがよいと感じる。まっとうな裁判官もいるが、正誤の前に権威だとか、品位だとか、そういうものが先に立っているように思う。 日本でも、一般の感覚を取り入れるために裁判員制度を導入したのに、結局、旧態依然の結果に上書きされる。 本書では、様々なバイアスを排除するための改善策が挙げられていて、とても考えられていると思う。人間のやることはどうしてもぶれや思い込みが入る。システムの手順に沿って実施することが効果があるのだろう。
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