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しんせかい 新潮文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2019/10/29 |
JAN | 9784101015811 |
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しんせかい
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商品レビュー
2.7
8件のお客様レビュー
初山下。芥川受賞作。主人公の名前からして一種の"私小説"だと思い、読んでいた。鬼気迫る感情の描写を期待したが、常に曖昧な感じを受けとても残念だ。私とは相容れない作家のようだ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
主人公の記憶力があやふや過ぎて、話の繋がりが分かりづらく読みにくい文章だが、徐々に慣れてきて一気に読んでしまった。特に盛り上がりがあるわけではないが「どういう意味だろう?」と先が気になって読むうちに加速して、気づけばラスト。 読後すぐは意味の分からなさに混乱したが、しばらく考えているうちに、これは著者自身のことを思い出すままに書いたような小説なのかなという結論になった。思考が入り込む前の、本能的な人間の動きがそのまま書き出されたような素直さ。かと思えば流暢な関西弁で軽口を叩いたりもするから分からない。その違和感が引っ掛かりとして残る。 進藤さんが電話をしている場面は、本来見えてないはずのものが天の目で何もかも見えてしまっていて気持ち悪さがあった。脚本家としての目線なんだろうか……それと金縛りと幽体離脱のような不思議体験は何だったんだろう。まるで死んだ人の霊が死んだと知らず浮遊して夢でも見ているようである。あれもこれも謎が残る。
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読書開始日:2021年7月31日 読書終了日:2021年8月7日 所感 これまた時間のかかる作品だった。 今まで読んだ中で1番わけがわからなかったかも。ただどんなに仲が良い友達でも、どんなに好きな恋人でも、その人の顔や話してた内容を意識して思い出そうとすると、もやがかかる感じはわ...
読書開始日:2021年7月31日 読書終了日:2021年8月7日 所感 これまた時間のかかる作品だった。 今まで読んだ中で1番わけがわからなかったかも。ただどんなに仲が良い友達でも、どんなに好きな恋人でも、その人の顔や話してた内容を意識して思い出そうとすると、もやがかかる感じはわかる。 恐らく収録2作品どちらも作者自身を書いてると思われるが、かなりの集中力散漫、執着がなさが伺える。この特徴が強ければ強いほど記憶のもやが濃くなるのか。 浮遊感がえげつない。 読みながら一回も安定できなかった。 人が話している時に注目するのは語尾 青の上は黒だとわかるほどの青さ ものごとは便利になり余裕が生まれるほど切羽詰まれなくなり堕落する
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