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中世足利氏の血統と権威
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中世足利氏の血統と権威

谷口雄太(著者)

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中世足利氏の血統と権威

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 吉川弘文館
発売年月日 2019/10/17
JAN 9784642029582

中世足利氏の血統と権威

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2022/08/13

足利氏(京都将軍・関東公方)御連枝(兄弟・庶流)御一家(吉良・石橋・渋川)一門(義国流+義朝流)が非一門に儀礼的に優越し、越えられない壁となる武家秩序を確立した。京都将軍は血統主義から実力主義に舵を切り〈足利的秩序〉を崩壊させるが、関東公方は秩序の保全にこそ力を注ぎ若干延命した。...

足利氏(京都将軍・関東公方)御連枝(兄弟・庶流)御一家(吉良・石橋・渋川)一門(義国流+義朝流)が非一門に儀礼的に優越し、越えられない壁となる武家秩序を確立した。京都将軍は血統主義から実力主義に舵を切り〈足利的秩序〉を崩壊させるが、関東公方は秩序の保全にこそ力を注ぎ若干延命した。御一家の成立は義教期で、権威は三管領と同等以上、役割は御連枝に準じる。惣領の庶兄家で14世紀半ばまで足利氏を名乗っていた。附録の斯波氏考察も面白い、将軍義稙による細川氏勢力の相対化として復権するも明応の政変で没落した(2019年)

Posted by ブクログ