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ドラヨン なぜドラフト4位はプロで活躍するのか?
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | カンゼン |
発売年月日 | 2019/10/16 |
JAN | 9784862555298 |
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商品レビュー
3.7
3件のお客様レビュー
ドラフト4位で指名を受けてプロ野球で活躍した6選手の野球人生にスポットを当て当人と著者とのインタビューを通して書かれた一冊。 イチローや金本選手を筆頭にドラフト4位指名の選手はなぜ活躍するのかということを当人のインタビューを通して迫られており非常に読み応えがありました。 桧山進...
ドラフト4位で指名を受けてプロ野球で活躍した6選手の野球人生にスポットを当て当人と著者とのインタビューを通して書かれた一冊。 イチローや金本選手を筆頭にドラフト4位指名の選手はなぜ活躍するのかということを当人のインタビューを通して迫られており非常に読み応えがありました。 桧山進次郎氏、渡辺俊介氏、和田一浩氏、武田久氏、川相昌弘氏、達川光男氏とプロ野球界で輝かしい成績を残された名プレーヤーのドラフトで指名されるまでの物語とプロで栄光を掴むまでの苦悩を知ることができました。 和田氏が捕手で入団したことや投手ではなく野手として指名を受けた川相氏や甲子園での優勝経験もある達川氏が大学時代に評価を落としたことや武田氏がプロ野球の世界から退いていることなど現役時代の成績からは知らない部分も知ることもできました。 ちょっとした運からドラフトで指名されるまで辿り着いた者や名指導者との出会いで自身の能力が覚醒した者など輝かしい栄光の裏にあるストーリーはプロ野球の奥深さを存分に感じることができました。 華々しい世界でスターとして入団する者もいれば夢を叶え努力し栄光を掴む者もいることを改めて感じ、そのサクセスストーリーからプロ野球の醍醐味を味わうことのできた一冊でした。
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プロ野球ドラフト会議、4位指名でプロに入った選手の軌跡を辿っていく。 桧山進次郎、渡辺俊介、和田一浩、武田久、川相昌弘、達川光男の6人である。 著者によるとドラヨン(ドラフト4位)の選手は、プロ入り後活躍するパターンが多いという。 確かにそのように感じるかもしれないが、多くのプロ...
プロ野球ドラフト会議、4位指名でプロに入った選手の軌跡を辿っていく。 桧山進次郎、渡辺俊介、和田一浩、武田久、川相昌弘、達川光男の6人である。 著者によるとドラヨン(ドラフト4位)の選手は、プロ入り後活躍するパターンが多いという。 確かにそのように感じるかもしれないが、多くのプロ野球選手の中では指名順位に関わらず活躍する選手が出てくることは不思議ではない。 ただ、やはり上位指名の選手とは違った共通点もあるのだろう。 本書を読む限りにおいては、小さなころから野球が上手かったわけではないということが共通項のように思う。 けれど、続けていくことで良い指導者に巡り合い、方向性を変えたりすることで新たな道が開けるのだ。 地道に続けることの大切さを感じた。 また逆に、ドライチ(ドラフト1位)でもプロでは全く活躍できない選手もいる。 本書で、渡辺俊介が「(上位指名というのは)みんないじりたがる。俺が良くしてやったと言いたがる。特に高卒ドラフト一位っていうのは色んな人が色んなことを言うので混乱してしまう」(p90)と言っているように、注目される選手は皆が寄ってたかってアドバイスしたがるが、下位指名などそれ以外の選手は、比較的周りの雑音に惑わされることが少ないというのも、伸び伸びと実力を伸ばすことに繋がるのだろう。 いずれにせよ、メンタルがものをいうことは間違いない。 ドラフト会議の時点では、4位(それでも充分凄いが)でも、その立ち位置と挫折を感じながらも地道にやってきたメンタルが後の活躍に繋がるのであろう。
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ドラフト4位には好選手が多いという。本書では桧山(阪神)、渡辺俊介(千葉ロッテ)、和田一浩(西武)、武田久(日本ハム)、川相(巨人)、達川(広島)を収録。「ドライチ」「ドラガイ」に続く良作。 ドラフト上位指名も素晴らしいが、一芸に秀でたりスカウトの眼力が問われる下位指名も面白い...
ドラフト4位には好選手が多いという。本書では桧山(阪神)、渡辺俊介(千葉ロッテ)、和田一浩(西武)、武田久(日本ハム)、川相(巨人)、達川(広島)を収録。「ドライチ」「ドラガイ」に続く良作。 ドラフト上位指名も素晴らしいが、一芸に秀でたりスカウトの眼力が問われる下位指名も面白い。本書では出てこないがイチロー、中村紀洋、金本なんかもドラフト4位。本書はそんなドラフト4位の元プロ野球選手をテーマにしている。 プロ野球に入りたくて入りたくて仕方なかった選手もいれば、まさか自分が指名されるとは、という選手も。弟の方が才能があったがケガで断念など実力だけでない運の要素も。 指名される選手にはコンプレックスに感じる場合もあるようで、取材を拒否されることもあったという。 たまたま編集の都合もあろうが、なんとも玄人受けしそうな選手が集まった作品。 昭和、平成のプロ野球を愛した人にはきっと楽しめるだろう。
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