千葉の殺人

アッシュ・スミス(著者)

• 販売会社／発売会社: 小学館
• 発売年月日: 2019/10/16
• JAN: 9784093865487

商品レビュー

2024/06/29

ストーリーも面白いし、登場する人物もなかなかな設定で、ありがちではあるけれど普通に面白い本だった。けれど、バックギャモンというゲームは存在は知っていてもやったことはないから、おそらく作者が意図したであろうその読了感は得ていないのだと思う点と、高田馬場の芳林堂で見かけた時に思った「千葉の？」「アッシュ・スミス？」から思った期待感のようなものから見ると普通の話だったので、その二点は少し残念だった。

2021/07/19

千葉で起きた通り魔事件の真相を追う永野と、通り魔事件の容疑者潤子の話が、バックギャモンのゲームのように交互にターン制で描かれている。
正直、帯の文句ほど衝撃は受けなかったけど、読む手が止まらなくなるくらいに面白かった。潤子の思い描いたように永野は動かされてたと見ていいのかな…？？

2021/03/23

千葉である必要なかった！あとバックギャモンのルールを知っていたら色々な細工に気付けて楽しめたのかもと思った　
帯の文句に惹かれて買ったけど期待しすぎた感が否めない。ジャーナリストが選んだ結末も、それまでの彼の思考や行動パターンから急に逸脱した気がして個人的には納得いかない。いや確かに叙述トリック的な見地から見たら普通に精度高いけど。