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「松本清張」で読む昭和史 NHK出版新書
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「松本清張」で読む昭和史 NHK出版新書

原武史(著者)

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「松本清張」で読む昭和史 NHK出版新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 NHK出版
発売年月日 2019/10/10
JAN 9784140885864

「松本清張」で読む昭和史

¥220

商品レビュー

4.3

9件のお客様レビュー

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2023/11/05

面白かった。好きで清張さんは、読んでいたが、いかに表面しか見ていなかったか、反省させられる一冊。天皇制、宮中のいろいろも興味深く読んだ。皇室の記事の見方が変わる。

Posted by ブクログ

2020/11/05

昭和に生まれ育った人たちなら松本清張を読んだ人は多いのではないだろうか? この本でも「点と線」、「砂の器」、「日本の黒い霧」、「昭和史発掘」、「神々の乱心」などが取り上げられている。 自分も「昭和史発掘」は長いので途中で挫折したりしたものの、自分も「神々の乱心」以外は読んだことが...

昭和に生まれ育った人たちなら松本清張を読んだ人は多いのではないだろうか? この本でも「点と線」、「砂の器」、「日本の黒い霧」、「昭和史発掘」、「神々の乱心」などが取り上げられている。 自分も「昭和史発掘」は長いので途中で挫折したりしたものの、自分も「神々の乱心」以外は読んだことがある。 社会派推理作家であり、ノンフィクション作家であるとされる松本清張氏の活動を、ノンフィクションが主軸であり、史料が足りず推測で埋めざるを得ない箇所が多い場合に小説=フィクションという容れ物を借りたというのは全くその通りだと思う。 そして、松本清張氏の視点を昭和における社会の格差や、差別、語られなかったタブーにメスを入れて白日に晒した先駆者というのもその通りだ。 推理作家として売れてしまったが故に、ノンフィクション作家として、歴史研究者としての評価が不当に低いというのもその通りだろう。 中で司馬遼太郎氏との比較が出てくる。 司馬遼太郎氏の描く時代小説はノンフィクションっぽくみせたフィクションだ。松本清張氏は史実を道具にしながらの推理小説(完全なフィクション)と史料をベースとしたノンフィクションの両方を描く。 作家としての技量の豊富さ、作品の面白さという点で僕は松本清張氏に軍配をあげる。

Posted by ブクログ

2020/10/25

NHK「100分DE 名著」のテキストの加筆修正版。清張作品で語る昭和史。 「点と線」「砂の器」「日本の黒い霧」「昭和史発掘」「神々の乱心」を解題し、昭和史を別の角度から描き出す。筆者原武史の専門分野の天皇論と趣味のテツの部分が活かされている。 元々は番組テキストだっただけに...

NHK「100分DE 名著」のテキストの加筆修正版。清張作品で語る昭和史。 「点と線」「砂の器」「日本の黒い霧」「昭和史発掘」「神々の乱心」を解題し、昭和史を別の角度から描き出す。筆者原武史の専門分野の天皇論と趣味のテツの部分が活かされている。 元々は番組テキストだっただけに分かりやすいが反面一つ一つの論が浅いように思われる。 単に作家の枠に囚われずに歴史家、思想家として松本清張は偉大な存在だったことを思い知らされる。

Posted by ブクログ

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