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ホロヴィッツと巨匠たち 河出文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2019/10/08 |
JAN | 9784309417141 |
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ホロヴィッツと巨匠たち
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商品レビュー
4.5
3件のお客様レビュー
わたしが畏敬する評論家のひとり吉田秀和がホロヴィッツ,ルービンシュタイン,リヒテル,ベネディッティ=ミケランジェリという20世紀の大ピアニストをそれぞれ評した文章を集めたアンソロジイである。読んでいると,他の三人に比べてホロヴィッツに対する評価の揺れが興味深い。吉田秀和はおそらく...
わたしが畏敬する評論家のひとり吉田秀和がホロヴィッツ,ルービンシュタイン,リヒテル,ベネディッティ=ミケランジェリという20世紀の大ピアニストをそれぞれ評した文章を集めたアンソロジイである。読んでいると,他の三人に比べてホロヴィッツに対する評価の揺れが興味深い。吉田秀和はおそらく,ホロヴィッツのピアニストとしての魅力(魔力?)に首根っこを掴まれていたものの,どうにも芸術家としての気質が合わず,他の三人ほどには評価できずに,その評言がどこか苦味を感じさせるものになっているのではないかと思われて,実に面白かった。
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クラシック音楽を聴く人ならば読む価値のある本だと思う。一世代前の人たちの音楽への接し方に、純粋さに感動を覚える。もちろん全ての表現に同感というわけではなく、我々世代の方が遥かに良い音楽を直接聴いているとも思うが、批判する気にもならない。手元に残しておきたい本だと思う。
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河出文庫の吉田秀和も6冊目。本書では主に巨匠と呼ばれるピアニストが取り上げられている。 当時、著者が聴いた音はどんなものだったのだろう。吉田秀和の文章を読んでいると、そういう気分になる。
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