1,800円以上の注文で送料無料

日本人のための現代史講義 草思社文庫
  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 文庫

日本人のための現代史講義 草思社文庫

谷口智彦(著者)

追加する に追加する

日本人のための現代史講義 草思社文庫

定価 ¥990

220 定価より770円(77%)おトク

獲得ポイント2P

在庫わずか ご注文はお早めに

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

7/9(火)~7/14(日)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 草思社
発売年月日 2019/10/04
JAN 9784794224163

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

7/9(火)~7/14(日)

日本人のための現代史講義

¥220

在庫わずか
ご注文はお早めに

カートに追加するカートにいれる

商品レビュー

4.5

4件のお客様レビュー

レビューを投稿

2022/02/27

3日前、2022年2月24日にロシアがウクライナに侵攻しました。そして、今日、その行為の制裁として、アメリカと欧州が国際決済体制「SWIFT」からロシアの一部銀行を排除する、とのニュースが繰り返されています。詳しくはわからないけど、これがロシアにとってのダメージになるのは、世界の...

3日前、2022年2月24日にロシアがウクライナに侵攻しました。そして、今日、その行為の制裁として、アメリカと欧州が国際決済体制「SWIFT」からロシアの一部銀行を排除する、とのニュースが繰り返されています。詳しくはわからないけど、これがロシアにとってのダメージになるのは、世界の経済がドルを基軸通貨として動いているから、なのではないのでしょうか?この前に読んだ、ちくま新書「産業革命史」では今回の冬期北京オリンピックで中国がデジタル人民元の実験に踏み切るのはドルの呪縛から離れるため、と書かれていました。アメリカの強さは、ドルの強さ。そのドル覇権への道を本書で初めて知りました。それは第二次世界大戦にアメリカが参戦する前のイギリスとの条件闘争から始まります。連合国同士のイギリスとアメリカは,協力して枢軸同盟と戦うだけではなく、味方の中でポンドとドルのギリギリの戦いもあったのです。パックス・ブリタニカは自然にパックス・アメリカーナに移ったのではなく、ドルがポンドの地位を強奪した結果なのでありました。なるほど…第二次世界大戦から今に至る現代史が、現在進行形の物語として理解出来ます。著者は安倍総理のスピーチライターであった、というバリバリの保守論客。そのリアルな世界観は、今起こっていることの補助線にもなります。アメリカ、インド、中国、ヨーロッパ…大国の野望が作る構造ですが、しかし、一方、今の世界はイアン・ブレマー曰くの「Gゼロ後の世界」,つまりアメリカ、さらにはG7という中心点の存在感の低下が現実となっている世界だと思います。本書の心理的基盤として冒頭から語られる1964年の東京オリンピックの誇り、それがTOKYO2020では消え失せているような気がします。21世紀の世界においては、あまりに懐メロに聞こえるのではないかな、と、つい感じてしまいました。人口減少社会の中で、著者の重い定める日本の進むべき道についても、ロマンチックモードではなくリアルモードで読みたいと思いました。

Posted by ブクログ

2020/09/09

自分自身の歴史認識の修正作業中。この本は、もともと『海上自衛隊士官候補生のための現代史講義』と言う感じの題名が著者の念頭にあったとのことで、若い人向けですが、私が読んでも多々参考になりました。

Posted by ブクログ

2020/02/06

日本の将来を担う若者に向けに書かれた現代史のエッセンス。語り口も面白く一気に読める。感動的。教養としての歴史の蘊蓄ではない。「当用」としての歴史。現代と未来を生きるための歴史観。アラカン世代は如何に彼等をサポートできるかを考えねば。多くの人に読んで欲しい。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品