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ユリイカ 詩と批評(2019年10月) 特集 トニ・モリスン
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ユリイカ 詩と批評(2019年10月) 特集 トニ・モリスン

青土社(編者)

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ユリイカ 詩と批評(2019年10月) 特集 トニ・モリスン

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 青土社
発売年月日 2019/09/27
JAN 9784791703753

ユリイカ 詩と批評(2019年10月)

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2019/12/04

特集はアフリカ系アメリカ人の物語を書き続けた作家、トニ・モリスン。実はこの方の作品を一つも読んだことがない。ただ、ここ最近この手の話題をよく目にするようになって(おそらくアメリカの現大統領が起因であろうと思う)興味が湧いた。 トニ・モリスンが今までのアフリカ系アメリカ人の作家と...

特集はアフリカ系アメリカ人の物語を書き続けた作家、トニ・モリスン。実はこの方の作品を一つも読んだことがない。ただ、ここ最近この手の話題をよく目にするようになって(おそらくアメリカの現大統領が起因であろうと思う)興味が湧いた。 トニ・モリスンが今までのアフリカ系アメリカ人の作家と違うのは、白人対黒人という二極対立を描いたものではなく、あくまで黒人コミュニティの中での出来事を一人の人間の物語として描いたところにある、ということらしい。それで思い出したことがある。オプラ・ウィンフリー が自身の番組「ブッククラブ」でタナハシ・コーツの「the water dancer」を取り上げた時に「『奴隷』という人はどこにも居ない。『奴隷と呼ばれていた人たち』がそこにいた」という趣旨を述べていた。レッテルを貼ってその立場に置かれた人達を一括りに語る事はわかりやすく容易い。しかしレッテルを貼る前にその人達はそれぞれ生き方も考え方も違う。トニ・モリスンはそれを提示したかったのではないか。 それを確かめるために読んでみることにする。 全く知らない作家の書評を先に読んでから、その作品に触れてみるのも面白い気がする。

Posted by ブクログ

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