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生命式

村田沙耶香(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2019/10/17
JAN 9784309028309

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商品レビュー

3.9

242件のお客様レビュー

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2025/02/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

人間って、「食」に関する、ある気持ち悪さがあると思う。食べられるものをなんでも食べる、雑食の我々。食、グルメに対して貪欲。そんな人間が、人間を食べたいと思うことは禁忌なのでしょうか。倫理的?生理的?どちらも気持ち悪い… 読了後は、すぐにご飯食べられないなぁ。 とはいえ、すぐお腹が空く「生き物」としての自分、よくよく考えると気持ち悪いー。 私は、ラストの「孵化」が1番好きでした。 人によって、コミュニティによってキャラを変えるのは誰にでもある事だと思うけど、それの極端みたいな感じ。いけるとこまでいってしまった人間を書くのが上手だよねぇ

Posted by ブクログ

2025/01/23

個人的に好きな世界だった。 帯にもあったが正常である・常識とはなんなのか、覆され突きつきられたようで、なんだか頭の中が広くなったような気がした。 ありそうでなさそう、だけど人間いつこうなってもおかしくないなと理解できるところも怖い。 お気に入りは「素晴らしい食卓」「大きな星の時間...

個人的に好きな世界だった。 帯にもあったが正常である・常識とはなんなのか、覆され突きつきられたようで、なんだか頭の中が広くなったような気がした。 ありそうでなさそう、だけど人間いつこうなってもおかしくないなと理解できるところも怖い。 お気に入りは「素晴らしい食卓」「大きな星の時間」「ポチ」「街を食べる」。

Posted by ブクログ

2025/01/02

クレイジーさやか!ありがとう! 表題作である「生命式」のパンチが強くてくらくらし、他の作品も和やかな雰囲気かと思えばしっかりカウンターパンチをお見舞いしてくれる “常識”とか“ふつう”って言葉ほど、流動的なもんないなぁ めっちゃおもろい、良い読書納めでした

Posted by ブクログ